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オランダ女子vsなでしこジャパン 強風とミスで完敗

なでしこジャパン

なでしこジャパンは、今年最後ととなる親善試合をアウェイのオランダで行いました。
遠征では、このオランダ女子代表との1試合のみが組まれています。

ピッチは、人工芝、さらに強い風が吹く中での試合となりました。

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試合展開

なでしこの先発は、GKに山根、CBに熊谷と長船、右SBに有吉、左SBに鮫島、ボランチに宇津木と阪口、右SHに中島、左SHに宮間、2トップに大儀見と有町という布陣でした。

なでしこジャパン
vsオランダ女子代表 先発フォーメーション
17.大儀見
11.有町
2.中島
6.阪口
13.宇津木
8.宮間
2.有吉
12.長船
4.熊谷
5.鮫島
1.山根
TextFormations

なでしこは、開始早々の4分にパスミスからオランダにゴール前まで運ばれて、そのままシュートを決められてしまいます。

強風の影響もあり、なかなか思うようにボールが回せないなでしこ。
前半7分、大儀見からの展開で、中島が折り返して阪口がシュートも、これは止められる。

前半12分、縦パスをカットされて、オランダに攻撃を許すが、ヘディングは枠を外れる。

前半15分、有町からのパスを受けた、大儀見は中島へのパスを選択するがカットされる。
前半16分、なでしこのCKは、シュートには持ち込めず。

前半18分、なでしこのFK。GKがパンチングでにげたところを大儀見が狙うが左に外れる。

前半22分、鮫島がボールを奪われて持ち込まれると、山根の股を抜かれて失点。2-0となる。

前半22分、相手のバックパスを大儀見がカットしてシュートも、GKに当たってしまいゴールならず。このCKは、はねかえされる。

前半24分、なでしこのFK。宮間が蹴るがGKが直接キャッチする。

前半26分、有吉のシュート性のクロスはGKがキャッチする。

前半27分、オランダのバックパスを大儀見が狙うが、枠を外れる。

前半30分、オランダのFKは、直接ラインを割る。前半36分のオランダの攻撃は、クロスからシュートを打たれるが枠を外れる。

前半40分、なでしこのFK。宮間が狙うがバーの上を越える。

前半41分、大儀見、宮間とつないで、大儀見がシュートも左に外れる。

前半44分、なでしこのCK。熊谷がシュートもブロックされる。さらに中島がシュートも防がれる。
再度のCKは、中島がシュートも防がれる。さらに、宮間がシュートも、これも防がれる。もう1度CKとなるが、はね返される。

前半は、このまま2-0で折り返す。

なでしこジャパン
vsオランダ女子代表 後半開始時フォーメーション
9.菅澤
17.大儀見
19.増矢
6.阪口
8.宮間
5.鮫島
2.有吉
12.長船
4.熊谷
13.宇津木
1.山根
TextFormations

後半頭に、有町に代えて菅澤、中島に代えて増矢が投入される。鮫島が左SHに、宇津木が左SB、宮間がボランチに回る。

後半4分、増矢のパスを受けた阪口が菅澤へ。これをスライディングで戻して阪口がシュート。これが決まって2-1とする。

後半9分、なでしこのCKもシュートには持ち込めず。オランダのカウンターになるが、これは防ぐ。

後半15分、オランダのFK。これを防いでカウンターも遅らされる。

後半17分、鮫島に代えて杉田、長船に代えて川村を投入する。阪口がCBに、川村がボランチに入る。

後半20分、増矢のスルーパスは長くなって大儀見には合わず。

後半23分、なでしこのFKは、長くなり熊谷には合わず。

後半26分、山根に代えて山下を投入する。後半30分には、宇津木に代えて横山を投入する。

後半32分、増矢が相手を倒してPKの判定に。これを決められて、3-1とされてしまう。

後半35分、なでしこのFKは、合わせられず。

後半40分、オランダが右サイドからクロスもGKがキャッチする。

後半42分、有吉のシュートは右に外れる。

後半47分、大儀見が反転してミドルシュートもGKが防いでCKに。
このCKは、川村が足でそらすが、合わせられず、CKに。サイドのCKは、はね返されてしまう。

試合は、このままオランダが3-1で勝利した。

なでしこジャパン
vsオランダ女子代表 試合終了時時フォーメーション
9.菅澤
17.大儀見
19.増矢
7.川村
8.宮間
20.横山
2.有吉
6.阪口
4.熊谷
16.杉田
18.山下
TextFormations

 

戦評

前半のミスが大きく響いてしまいました。山根の対応もよくはなかったですね。あそこを防いでいれば大きかったのですが。

前半は、強風の影響もあって、なかなか思うようにボールを運べませんでした。さらに、人工芝の影響もありミスパスが出てしまいました。

それでも、大儀見が再三相手のバックパスを狙ってシュートに持ち込みましたが、この日は枠に飛びませんでした。

後半早々に、坂口のゴールで1点差にし、さらになでしこペースで試合は進んだものの、シュート自体は打てず。攻め込みながらも、ゴールが遠かったですね。

PKで追加点を許して万事休す。あれで、勝負着いた感じとなりました。

ミス、強風、ピッチコンディションと、思うようなサッカーが出来ず。こういう戦いになってしまうと、なでしことしては苦しくなってしまいます。

リオ五輪最終予選は、大阪開催なのでピッチコンディションは問題ないでしょうが2月下旬から3月という事で、気象的にはどうなるかわかりません。
こういった状況で、いかに自分たちのサッカーが出来るかという事になってきます。

この試合に限ると、あまり新しい発見は少なかったかなという印象です。予選はW杯メンバーが中心になってくるんでしょうか。

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