2015年 J2 第25節 水戸ホーリーホックvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をスカパーオンデマンドで視聴しました。

前節、磐田に敗れて早くも今季7敗目。磐田との勝ち点差も10と開いてしまいました。この水戸戦に勝ってなんとか体勢を立て直したいところです。

試合展開

ジェフの先発は、GKに高木、CBに冨澤とキム、右SBに金井、左SBに大岩、ボランチにパウリーニョと勇人、右SHにネイツ、左SHに井出、トップ下に町田、トップに安という布陣でした。

GKを高木に変更。キムが戻ってきて、左SHに井出、トップに安という布陣になりました。

序盤から、水戸のペースとなっていきます。

開始早々2分のシュートは高木がキャッチします。さらに、前半5分の水戸のCKは、クリアボールを拾われて、再度クロスをあげられたものの、これはタッチに流れて助かります。

ジェフは前半9分、CKのチャンス。冨澤が頭に当てるもののゴールには飛ばせず。

その後こう着状態となるものの、ジェフはペースを握れず。
前半15分、水戸の間接FKは、しっかりと寄せてブロックします。16分には、町田がハンドを取られてのFKも、これもはねかえします。

前半17分、水戸は右サイドからクロス、これは高木が体に当てて抑えます。
さらに水戸の攻撃は続いて、CK、FKとチャンスを作られるものの、なんとか失点はせずにしのぎ切ります。

ジェフは、前半34分、ネイツが右サイドからクロス。GKが弾いたボールに安がシュートも、これは防がれます。
これで、少しジェフが流れをつかみかけてます。前半36分、ボールが回って最後はパウリーニョがシュートもブロックされてしまいます。

だがジェフのペースとまではいかず、水戸が再びペースをつかみます。
前半39分、左サイドからのクロスにボレーで合わされるものの、上に外れて助かります。さらに、CKから連続してシュートまで持ち込まれるもののゴールは許さず。

前半は、このまま得点なく0-0で折り返します。

後半4分、ジェフのCK。キムと金井がボールを競り合いにいって頭をぶつけてしまいます。ここは、大事に至らずに済みます。

後半6分、水戸のFK。右サイドに展開されてクロスを入れられるものの、逆サイドまでながれます。

後半9分、町田に代えて阿道を投入します。阿道がトップ下に入ります。

後半10分、阿道が粘ってボールを持ち出して安へ。安が左サイドへボールをだして、井出がクロスもGKがキャッチします。
さらに、後半13分、ボールを奪って阿道がドリブルで持ち上がり、左サイドに展開。左サイドからのボールは流れるがパウリーニョが拾って金井へ。金井のクロスはシュートに持ち込めず。

阿道の投入で流れをつかみ始めたジェフ。後半16分には、井出が左サイドでボールをキープして、大岩へ。大岩のシュートはGKが抑えます。

水戸がボールを回して、シュートまで持ち込むものの上に外れます。後半18分、水戸が右サイドからボールを入れるが高木は触れず。相手も詰める事ができず、最後は高木が抑えます。

後半20分、井出からのパスを受けた安が切れ込みながらシュートも右に外れます。

後半20分、安に代えて谷澤を投入します。阿道がトップに入って、井出がトップ下に入ります。

後半27分、水戸が左サイドからボールをおくり、カットインからシュートもバーの上をこえます。

ジェフは、後半30分、パウリーニョがボールを奪って前へ。阿道がしかけてPKをゲットします。このPKをネイツが決めてジェフが先制します。

しかし、後半35分、水戸が右サイドからボールを入れると馬場に合わされてゴールを許し同点に追いつかれます。

後半37分、阿道がシュートも上に浮いてしまいます。

水戸は後半39分、カウンターからシュートに持ち込むがバーの上をこえます。

後半41分、井出に代えて佑昌を投入します。

後半44分、大岩のクロスに阿道が頭で落として佑昌がシュートも、これはGKに阻まれます。

後半45分、水戸のCK。ニアにボールを入れてくるが、これはクリアします。

この後も得点は生まれず。試合は1-1で引き分けに終わりました。

戦評

水戸にペースを握られる時間が長く。特に前半はあまり攻撃に出れませんでした。
中々、前でボールが収まらず、奪われてしまうケースが多くなってしまいました。安のところに、もう少しサポートに行ければよかったのですが。

ただ、水戸もチャンスの数の割には、シュート精度を欠いていた事で、なんとかしのぎ切れました。

後半も中々ペースが握れず。攻撃で中々いい動きが出来なかった町田を下げて阿道を投入します。安と阿道がそろって出場となります。阿道が入った事で、前への推進色が出来てジェフがペースを握れるようになります。

しかし、なかなかビッグチャンスは作れず。安も最後のシュートは惜しかったものの、枠に飛ばしたかったです。

谷澤が入って、起点が出来るとさらにジェフペースに。しかし、なかなかゴールが奪えませんでしたが、阿道が値千金のPKゲットとなります。直前に相手の肩に手をかけて、ファウルを取られてもおかしくありませんでしたが、逆にボールをキープしたところを倒されました。

このPKで先制点を奪ったものの、あっさりと追いつかれてしましました。前半から再三サイドからボールを入れられていましたが、この場面ではフリーにさせてしまいました。

やはり、なかなかチーム状態がよくないというのもあり、せっかくの1点を守りきれませんでした。

2位磐田が敗れて勝ち点差は9となったものの、順位は7位まで転落となりました。セレッソやアビスパが上がってきて、3位以下は混戦模様となってきました。

まずは、なんとか勝ち点3を取って、勢いをつけてれるようにがんばってもらいたいところです。中村太亮も練習には復帰しているので、8月には試合に出れるのではと思います。中々、点が取れない状況が続いているので、太亮の復帰を心待ちにしています。

次節は、ホームでロアッソ熊本戦です。7月最後の試合ですから、ここで勝って8月攻勢に出たいところです。

選手評価
GK 高木 6.0
DF キム 6.0
DF 冨澤 6.0
DF 金井 5.5 
DF 大岩 5.5
MF パウリーニョ 5.5
MF 勇人 6.0 
MF 谷澤 6.0 
MF 町田 5.0
MF 田中 -
MF 井出 5.5
FW ネイツ 6.0
FW オナイウ 6.5
FW 安 5.5