第93回 全国高校サッカー選手権大会 1回戦 青森山田高校vs中津東高校の試合観戦で、浦和駒場スタジアムまで行ってきました。
駒場に行くのは5年ぶりくらいですね。すごく、久しぶりです。
青森山田はプレミアイーストで1年試合をしているだけではなく、夏のインターハイではベスト4入りをしており悲願の選手権制覇という事になります。
試合展開
序盤から、青森山田がボールを支配する展開になります。
両サイドの裏を狙ったロングボールが多くなりましたが、そこからはチャンスが生まれず。
しかし、中津東のプレッシャーが厳しく、中々チャンスに結びつける事が出来ません。
青森山田も中盤でのプレスが厳しく、中津東にもチャンスを作らせません。
ここまでチャンスがなかった、中津東は前半13分、ようやくシュートにまでこち込む事が出来ました。さらにCKからのチャンスもここは青森山田が防ぎきります。
その後も、青森山田がボールをもつものの、ラストパスがことごとく中津東のDFにひっかかってしまいチャンスになりません。
青森山田は前半26分に、惜しいシュートを放つもののゴールならず。
逆に前半32分、中津東の攻撃は防がれるものの、クリアボールを拾ってミドルシュートを放つと、そのこぼれ球がフリーの奥に渡りこれを決められてしまいます。押されていた中津東が先制点をあげます。
前半は、このまま0-1で中津東がリードして折り返します。
後半、攻めに出る青森山田ですが、前半同様中津東のプレッシャーに苦しみます。
後半15分、青森山田のCKのチャンス、接触プレーで中津東のGKが負傷交代となってしまいます。
青森山田は、何度かチャンスは作っていたものの、ゴールに結びつける事が出来ず。
後半37分、直前で交代していた原山のロングスローから鈴木がヘディングで合わせてゴールを奪います。
その後も、ロングスローからあわやゴールというシュートが飛び出しますが、ゴールならず。
80分終わって決着つかず1-1でPK戦となります。
青森山田は1人目を止められたものの、中津東の3人目をストップして向えた4人目。中津東がきっちり決めたとに対して、青森山田はまたもや止められてしまいます。
中津東は最後の5人目がきっちりと決めて、PK戦で中津東高校が2回戦に進出しました。
戦評
残念ながら、青森山田は初戦敗退となってしまいました。青森山田が初戦敗退は大迫率いる鹿児島城西に破れた第87回大会以来です。
なお、青森山田は第90回大会で大分代表の大分高校に敗れております。
全体的には、中津東のプレッシャーが厳しかった事もありますが、青森山田は攻撃の形が作れませんでした。
そこから攻めるのかが見えないなという感じがしました。ここ数年の青森山田の試合を見てもここまで攻め手がないのはなかった気がします。
元々、スロースターターのところがある青森山田ですが、エンジンが掛かる前にゴールを決められて後手に回ってしまったのも痛かったです。
最後は飛び道具のロングスローからの得点で追いつきましたが、時間が遅すぎました。もう少し、早い時間帯で追いつきたかったところです。
この後、2回戦以降も勝ち進めば観戦の予定でしたが、それがなくなり残念です。
[ハイライト動画]