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日本代表vsザンビア代表 殴り合いを制する

夢を力に2014

日本代表vsザンビア代表の試合をテレビ朝日の中継を録画してテレビ観戦しました。

W杯前最後の強化試合となります。アフリカ勢という事もあり、仮想コートジボワールという一次付けになると思います。

アフリカ勢特有の身体能力を肌で感じでおくことは大事かと思います。

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試合展開

日本の先発は、GKに西川、CBに吉田と今野、右SBに内田、左SBに長友、ボランチに遠藤と山口螢、右SHに岡崎、左SHに香川、トップ下に本田、トップに柿谷という布陣でした。

 

日本代表
vsザンビア代表 先発フォーメーション
11.柿谷
4.本田
9.岡崎
7.遠藤
16.山口
10.香川
2.内田
22.吉田
15.今野
5.長友
12.西川

序盤のCKはシュートにつなげる事が出来ず。

逆に、ザンビアがボールを繋いで攻撃をしかけてくる展開に。

前半9分、ザンビアのクロスが競り合いとなり逆サイドに抜けたところを、内田がつききれずヘディングで押し込まれてしまい失点を喫してしまいます。

ザンビアの守備に手こずり、なかなか攻め切れない展開が続きます。

前半14分、柿谷が裏に抜けるもののボールを奪われてしまいます。

前半16分には長友が中に切れ込んでシュートも、GKが防ぎます。
この後の、CKはショートコーナーからクロスに持ち込めず。

前半18分、岡崎と相手GKが接触し流血し試合が一時中断します。

前半25分、日本がカウンターから岡崎が持ち上がり、香川に渡るもののボールを奪われてしまいます。

前半29分、ザンビアのCKは、トリックプレーからシュートをフリーで打たせてしまいゴールを決められてしまいます。0-2と突き放されます。

前半35分、遠藤のミドルシュートはバーの上を越えてしまいます。

前半29分、香川が切れ込んで岡崎とワンツーで抜け、右からボールを入れると相手の手に当ってPKの判定に。
このPKを本田が落ち着いて決めて、日本が2点を返します。

この後、日本が攻めるものの追加点は入れられず。
前半は1-2で折り返します。

後半開始から、柿谷に代えて大久保を投入します。
大久保はそのまま1トップに入ります。

日本が攻めるが、なかなかチャンスが作りきれず。

逆に、ザンビアがCKから危ない場面を作られてしまいます。

後半11分のザンビアのミドルシュートはわずかに左に外れます。

後半12分、本田のロングボールに香川が抜け出すものの、足元に収めきれず。

後半14分、今野に代えて森重、岡崎に代えて大迫を投入します。大迫がトップに入って、大久保が右SHにまわります。

後半16分の本田のミドルシュートは相手にあたってしまいます。

後半21分、内田に代えて酒井宏樹を投入します。

後半26分、大久保が右サイドに流れながらボールを受けると酒井にパス。酒井のクロスは逆サイドに抜けてしまいます。

後半28分、右サイドから香川が切れ込んで中にボールをいれると、大久保には合わなかったが、ボールはそのままゴールに吸い込まれます。
香川のゴールで日本が同点に追いつきます。

後半30分、森重がパスを交換しながら最前線まで上がると、右サイドから相手を振りきってボールを入れ、本田が飛び込みます。本田のゴールで、日本が逆転に成功します。

後半32分、香川に代えて斎藤学を投入します。

日本がうまく時間をつかいながら攻め込みますが、追加点は奪えず。

後半44分、ザンビアのシュートがわずかに山口にあたり、西川の上を越えてゴールに吸い込まれてしまいます。ザンビアが同点に追いつきます。

遠藤に青山を投入すると、青山がワンタッチ目でロングボールを送ると、大久保が絶妙のトラップからのシュート。これが決まって、日本が逆転に成功します。

日本がこのままリードを守りきり4-3で勝利しました。

 

日本代表
vsザンビア代表 試合終了時フォーメーション
18.大迫
4.本田
13.大久保
14.青山
16.山口
20.斎藤
21.酒井宏
22.吉田
6.森重
5.長友
12.西川
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戦評

最終的には勝ち越したものの課題の多く残る試合でした。

特に守備面では、簡単に失点を許してしまい不安が残りました。
ザンビアが予想以上に出来がよかったというのはありますが、日本はそれに対応しきれていませんでした。

縦パスが入ったときのザンビアの対応がよくて、落としのパスをカットされる場面が多かったように思います。縦パス自体も狙われており、いつも通りいかないなという雰囲気でした。

ザンビアがわりと繋いでくるチームで、カウンターの鋭さはさほどなかったものの、簡単にはボールを取らせてもらえず、特に前半は苦しみました。

前半のうちにPKで1点を返せたのはラッキーでした。
後半、ザンビアの運動量が落ちるにしたがって、日本が攻勢に出てはいけましたが、そこでなかなかゴールが生まれませんでした。

結局、香川のゴールまで30分近く掛かってしまいました。

その直後の、森重の持ち上がり方と、ペナルティエリアないで相手を巧みに欺くプレーは凄かったです。あれは、CBという感じのプレーではないですね。
森重のクロスでほぼ得点が決まっていました。後は、本田が押しこむだけでした。

終了間際の失点は、不運な面もありましたが、シュートに対する反応がわずかに遅れた事で、当たりが薄かった事で枠に行ってしまったものだと思います。
やはり、あの時間で失点してしまうと苦しいですね。

決勝点の青山のボールから、大久保のゴールという流れは素晴らしいプレーでした。青山の判断力と正確なロングフィードに、大久保がいいトラップから、シュートに持ち込みました。

川崎で得点を量産しているだけあって、ああいうボールをしっかりと枠に飛ばせるのが今の大久保の強みだと思います。

勝ちはしたものの、4-3は大味な試合でした。なかなか、W杯本番では、こういう試合はないとは思うので、3失点は大きな反省材料です。

もっとも、ここまでくると失点を0で押さえるのは難しいのかなというのもあるので、攻撃陣が好調を維持し続けてくれる事を祈ります。

ただ、日本がこういった試合を続ける事で、相手チームも調子が来るってくる事もありえるかもしれません。そうなれば、グループCは大混乱になりそうですが、どうでしょう!?

いよいよ、日本のW杯が日曜日に迫ってきました。楽しみもあり不安もありという状況は変わりませんが、今の日本なら間違いなくおもしろい試合にはなりそうです。

選手評価
GK 西川 5.5
DF 今野 5.5 
DF 吉田 6.0
DF 森重 6.5
DF 内田 5.5
DF 長友 6.0
DF 酒井宏 5.5
MF 遠藤 6.0
MF 青山 6.5 
MF 山口 6.0
MF 香川 6.0
MF 本田 6.0
FW 岡崎 5.5
FW 柿谷 5.5
FW 大迫 6.0
FW 大久保 7.0
FW 斎藤 -

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