2014年 J2 第17節 アビスパ福岡vsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をレベルファイブスタジアムまで観戦してきました。
約1年ぶりのレベスタですが、試合前のイベントなどがなくて、どうも試合までなかなか盛り上がってきません。
今年は、現地で鳥栖サポの知人といっしょに観戦しました。レベスタに来るのは、鳥栖がJ1に上がってからはないという事で久しぶりということでした。
こういう試合で、いい試合を見せて欲しいところなんですがね。
試合展開
それでは、試合です。ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智とキム、右SBに大岩、左SBに太亮、ボランチに健太郎と兵藤、右SHに井出、左SHに谷澤、トップ下に大塚、トップにケンペスという布陣でした。
試合は両チームともに中々決定機が生まれない展開でした。
ジェフは、出来自体は悪くはなかったものの、福岡のプレッシャーもあって、なかなかフィニッシュまで持ち込む事が出来ません。
福岡も、それほど怖い攻撃はなく、試合は膠着状態となります。
ジェフは、太亮のサイドからの攻撃が少なく、なぜか右サイドからの攻撃が多くなります。
谷澤のところで、なかなかボールが落ち着かないという事もあってか、太亮がオーバーラップする場面がほとんど前半はありませんでした。
そんな中、前半40分、福岡のクロスに競り合う事が出来ず金森にヘディングシュートを打たれてしまい、それがゴールに吸い込まれます。
ちょっとしたエアポケットという感じで、簡単にヘディングを許してしまいました。シュート自体は、強烈という訳ではなかったのですが、うまくコースに飛んでしまいました。
後半1点を追うジェフが攻勢に出るものの、なかなかゴールに繋がりません。
谷澤のシュートはGKの正面を突いてしまいます。
さらに、井出が右サイドからのクロスに反応するもののヘディングは力弱く相手GKがキャッチします。
後半12分、カウンターから大塚が持ち上がり井出にパス。井出のシュートはゴールならず。大塚が直接シュートに持ち込んでもいい場面ではありました。
後半21分には、右サイドから井出がボールを入れるとケンペスにはわずかに合わず。跳ね返されたボールに、兵藤がミドルで狙うもののブロックされてしまいます。
後半24分、谷澤に代えて山中を投入します。
後半29分、福岡の古賀が一発レッドとなり、数的優位となります。
後半33分、大岩に代えて森本を投入します。井出が右SBにまわり、大塚が右SHとなります。
さらに、後半36分には、健太郎に代えて町田を投入します。
大塚が中に入って、町田が右SHにまわります。
後半37分、ジェフのFK。山中が直接狙うものの壁に当ってしまいます。
最後は、ボールをどんどん放り込む展開となるものの、最後までゴールを奪う事が出来ませんでした。
試合は、1-0で福岡が勝利しました。
戦評
前半は、シュートの数が少なすぎました。福岡もそれほど多くはシュートは打ってなかったと思うので、悪い意味で静かな試合だったと思います。
それでも、前半0-0だったら、まだよかったのですが、なんでもないところから先制点を奪われてしまいました。
ここ3試合完封していたとはいえ、あまりにもあっさりと失点してしまいました。
後半になって、エンジンがかかってきたというところですが、なかなかゴールに繋がりませんでした。
惜しいチャンスがなかったわけではなかったのですがね。入らないときは、入りませんね。
前節は、愛媛の児玉に止められまくったので、確実に決めたいという気持ちもあったのかもしれませんが、逆に思い切りのよさがなくなってしまったようにも思います。
森本を入れて2トップにはしたものの、以前の状況というか、悪い時の森本とケンペスの関係という感じで、あまりフィットしませんでした。
次節は、ホームに戻って京都戦です。あまり、相性がいいとは言えませんが、連敗はしたくはないですね。
選手評価
GK 岡本 6.0
DF 智 6.0
DF 大岩 6.0
DF キム 6.0
DF 中村 5.5
MF 健太郎 5.5
MF 兵藤 6.0
MF 谷澤 5.0
MF 大塚 5.5
MF 井出 5.5
MF 山中 5.5
MF 町田 -
FW ケンペス 5.5
FW 森本 5.0