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2014年 J1 第5節 サガン鳥栖vsガンバ大阪 終盤の2発で鳥栖が快勝

Jリーグ

2014年 第5節 サガン鳥栖vsガンバ大阪をNHK BS1でテレビ観戦した感想です。

鳥栖は連勝スタートの後に連敗、ガンバは1勝2分1敗というスタートになりました。
なお、ガンバの米倉は怪我のようで、加地ともどもベンチ外となっています。

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試合経過

序盤、ガンバがCKのチャンスを何度もえるもののゴールには繋がらず。

セットプレーからのチャンスを生かしきれなかったガンバに対して、鳥栖が徐々にペースをつかみ始めます。

前半19分、鳥栖のFKのチャンスに水沼が直接狙うものの、わずかに右に外れます。

ガンバは、リンスが遠目からシュートを放つもののバーの上にこえてしまい、ゴールならず。

その後、ガンバ、鳥栖ともにセットプレーのチャンスがあったもののゴールは奪えず。0-0で前半を折り返します。

後半、鳥栖がペースをつかみます。

後半10分の鳥栖のFKは壁にあたってしまいます。
さらに、後半14分、左サイドからの折り返しに豊田が飛び込むものの、東口がファインセーブでしのぎます。

後半18分には、左サイドから安田が切れ込んでシュートも、これも東口がわずかに触ってCKに逃げます。

防戦一方のガンバでしたが、後半22分に、佐藤に当てたボールの落としを今野がミドルシュートもゴールならず。

後半27分、鳥栖のFKは跳ね返されるもののクリアボールを拾ってゴール前にクロスを送ると豊田がフリーで頭で合わせてゴールを奪います。鳥栖が、ようやく先制します。

さらに、後半37分、右サイドを突破した水沼のクロスにキム・ムヌが飛び込んでゴールに押し込みます。これで2-0と鳥栖がリードを奪います。

終盤、ガンバが反撃するものの、最後まで1点が奪えず。このまま、鳥栖が2-0で勝利しました。

戦評

ガンバも、それほど悪くはなかったような気がしたんですが、終わってみれば鳥栖の完勝でした。

ガンバは、CKのチャンスはかなりあったものの、いずれもゴールにつなげる事が出来ませんでした。
流れの中からはミドルシュートはあったものの、決定的チャンスはほとんどなかったように思います。

鳥栖の方が戦い方が整理されている印象が強かったです。まず、豊田をめがけてというのがあるので、相手はどうしても豊田に気を使わざるを得ません。

後半途中までは、割と長めのボールが多かったんですが、次第に中盤のスペースが空いてくると鳥栖もパスを回す時間が増えていきました。

去年は、ガンバがJ2だったので対戦がなかったですが、2012年はガンバが2敗しているそうで、相性はあまりよくないのかもしれません。もっとも、2012年はガンバの守備は崩壊していたので、この試合は途中までは0-0でしのいでいたので、守備面では改善されているのかもしれません。東口のビッグセーブに救われた部分もありますが。

むしろ、攻撃面では宇佐見の離脱は大きい気がします。昨年、J2での後半戦、宇佐見が得点を量産してくれた事でJ2優勝に貢献したところもありますから、今のガンバだと得点力としては物足りないところがあります。

鳥栖は、昨年は序盤戦で苦しんでしまいましたが、林が入った事もあり守備面が安定してますね。豊田という得点源もあって、今年はJ1初年度のような快進撃が見られるかもしれません。

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