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2014年 J2 第5節 ジェフ千葉vsロアッソ熊本 待ちに待った本家俺ジェフ

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2014年 J2 第5節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsロアッソ熊本の試合をフクダ電子アリーナまで観戦してきました。

風雨が強く、あいにくの天気の影響もあって、さすがに客足は伸びませんでした。雨の方は、次第に弱まっていってたんですが、風はずっと強いままでしたね。京葉線が止まったりした影響で来れなかったり、遅れたりした人もいたようです。

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試合展開

それでは、試合です。ジェフの先発は、GKに岡本、CBに山口智と大岩、右SBに天野、左SBに太亮、ボランチに山口慶と兵藤、右SHに遥也、左SHに谷澤、トップ下に町田、トップにケンペスという布陣でした。

前節から山中の怪我もあって、左SHには谷澤が起用されました。また、ボランチには兵藤を初先発させてきました。そして、井出遥也がJリーグ初先発となりました。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2014年 J2第5節 vsロアッソ熊本 先発フォーメーション
9.ケンペス
28.町田
26.井出
10.兵藤
13.山口慶
8.谷澤
4.天野
2.大岩
5.山口智
17.中村
1.岡本
TextFormations

試合は、序盤からジェフが勢い良く攻めこむ展開となりました。いきなり、チャンスをつくりいい流れで立ち上がります。

そして、前半2分、左サイドを太亮が左サイドを突破してクロスをあげると、ケンペスがヘディングで合わせてゴールを奪います。
ジェフが幸先良く、先制点を奪います。

ケンペスのゴール後

その後も、ジェフがペースを握る展開となります。

積極的に、井出や兵藤がシュートを狙っていきます。

さらに、11分には、谷澤が左サイドから中にはいってミドルシュートもGKの正面を突いてしまいます。

次第に熊本が攻める時間が長くなっていきます。失点こそ与えないものの、なかなか攻めに転じる事が出来ずに押し込まれてしまいます。

結局、前半30分頃までは熊本にペースを握られる時間が長くなってしまいました。

右サイドから、天野が2度クロスを入れるものの中とは合わず。

途中から井出が左SHに、谷澤が右SHに回っている。

前半37分には、ボールが少ないタッチで繋がり、最後は太亮が左サイドからクロスをあげるものの相手にあたってしまいます。

さらに、前半40分には、ケンペスが中央でボールを受けると、町田へスルーパス。ギリギリ間に合わうかと思われたが、相手GKが先におさえてシュートに持ち込めず。

その後もチャンスをつくるものの、ゴールが奪えず。1-0で前半を折り返します。

後半、立ち上がりの3分、右サイドから天野がクロスをあげるものの、ケンペスにはわずかに合わず。

さらに、FK、CKでチャンスをつくるもののゴールを奪えず。

それでも、後半11分、右サイドから谷澤がクロスをあげると相手がクリアミスで、そのままゴールに吸い込まれます。オウンゴールで2-0とします。

オウンゴールで2点目

ところが、後半13分、右サイドを町田が突破して中央に走りこんできた井手にパスを送るものの、井出のタッチは流れてGKと接触してしまいます。このプレーで井手にレッドカードの判定となり、退場となってしまいます。

町田がやや左にポジションをとって、2列目を谷澤と町田でカバーするような感じとなっています。

1人多くなった熊本がペースを握る展開になるものの、ゴールは許さず。

すると、後半26分、ゴール前でケンペスが相手を一人抜き去り、谷澤に折り返すと、切り返しての浮き球のシュート。これが決まり、3-0とダメを押します。

谷澤が3得点目

後半28分、天野に代えて竹内を投入します。

後半33分には、町田に代えて勇人を投入します。
勇人がボランチに入って兵藤が左SHとなっています。

熊本の攻撃はよく抑えこんでいる。数的不利ながらも、ボールがつながってチャンスになる事も出来ています。

後半42分には、兵藤に代えて佑昌を投入します。

ATは、GKの負傷などもあり5分となりますが、熊本の攻撃は空回りする感じで、逆にジェフが攻めこむ事で時間を使います。

結局、試合はこのままジェフが逃げ切り3-0で勝利となりました。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2014年 J2第5節 vsロアッソ熊本 試合終了時フォーメーション
9.ケンペス
8.谷澤
7.佐藤勇
13.山口慶
6.田中
3.竹内
2.大岩
5.山口智
17.中村
1.岡本
TextFormations

戦評

試合後の整列

メンバーを入れ替えてきて、期待と不安が入り混じるような試合でしたが、試合早々のゴールで展開が楽になりました。

序盤は、前への勢いがありました。ボールもつながった事で、熊本の選手は勢いに飲まれてしまった感があります。結果的に、ゴールに結びついたところはよかったです。ケンペスが今期初ゴールで気を良くしてくれたのも幸いしました。

その後、熊本に押し込まれる時間が長くなってしまいました。そこまで、怖い攻撃は少なかったと思いますが、今日のメンバーからすると、押された時になかなか押し戻すのが難しいのかなという不安要素が出た感じですね。

町田、谷澤、井出のところに兵藤辺りがからんできて、ボールがつながると期待を抱かせてくれます。井出くんも、プロ入りして3年目という事で、フィジカル的にもひ弱さが消えてきた印象です。

シュートも打ってたし、攻撃に絡む回数も多かっただけに、退場はもったいなかったかなと思います。逆サイドのゴール裏だったので、状況はよくわからなかったのですが、レッドカードは少し厳しいジャッジかなという感じがします。

結果的に、その後のジャッジが不安定になってしまったようにも思います。やや、荒れた展開となってしまいました。

そんな中で、非常によかったのが谷澤ですね。2点目のオウンゴールは、谷澤のクロスの質がよかったのが全てでしょう。そして、3点目のループシュートは見事でした。この試合は、かなり運動量も多く、久しぶりに"いいヤザー"を見た感じがします。

熊本側からすれば、いきなりの失点でゲームプランが崩れてしまったところもあったように思います。後半、巻が出てきてからもあまり効果的な攻撃とはなりませんでした。
高木監督時代は苦しめられた熊本ですが、昨年から3連勝と相性の良い相手になりつつあります。

次節は、アウェイ13時KickOFFの水戸ホーリーホック戦です。しかも、土曜開催という事で、いつもより1日少ないという事もあり、難しい試合となるかもしれません。

この試合での勢いを続けられればとも思いますが、山中が怪我、井出が出場停止という事で、またメンバーが変わる事になるでしょう。そのまま行けば、佑昌辺りが入る可能性が高そうです。ケンペスと森本の2トップを頭から試すというのはないでしょうね。

土曜開催という事で2010年以来のケーズデンキスタジアム水戸への遠征が出来そうなので、今から楽しみです。

選手評価
GK 岡本 6.0
DF 智 6.0
DF 大岩 6.0
DF 天野 6.0
DF 竹内 6.0
DF 中村 6.0
MF 慶 6.0
MF 兵藤 6.5
MF 勇人 - 
MF 谷澤 7.0
MF 井出 6.0
MF 町田 6.5
FW ケンペス 6.5

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