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ちばぎんカップ2014 ジェフ千葉vs柏レイソル PK負けもまずまずのスタート

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第20回を迎えたプレーシーズンマッチ、ちばぎんカップ ジェフユナイテッド市原・千葉vs柏レイソルの試合を観戦しに、フクダ電子アリーナまで行ってきました。

この日は場外で、千葉県物産展をやっていて賑わっていました。何点か、買って食べましたが美味しかったですよ。

ピッチ内の雪はほとんどなくピッチ脇に押し込んでいたのでまったく見えない状態でした。目につく限りは、日当たりの悪いレイソル側のゴール裏に残っているくらいでした。

天候自体もここ数日とは打って変わっての晴天となりました。残念ながら、風が強く暖かいという気候ではなかったものの、サッカー観戦するにはそれほど支障がない状態だったのは幸いです。

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試合経過

試合前の整列

それでは、試合です。ジェフの先発は、GKに高木、CBに智と大岩、右SBに天野、左SBに中村、ボランチに健太郎と慶、右SHに兵藤、左SHに山中、トップ下に町田、トップにケンペスという布陣でした。

昨年の基本布陣に、新戦力を入れて試してみようという感じの布陣でした。右SBの天野、左SBの中村はそうてないとして、左SHには山中を起用してきました。中村と山中はどちらもSBが出来ますが、今回は山中に前目のポジションをやってもらったようです。ボランチに、田代を使ってくるかと思いましたが、健太郎と慶というコンビになりました。

ジェフユナイテッド市原・千葉
ちばぎんカップ2014 先発フォーメーション
9.ケンペス
28.町田
10.兵藤
13.山口慶
16.佐藤健
22.山中
4.天野
2.大岩
5.山口智
17.中村
24.高木
TextFormations

序盤、ジェフがボールをつないで仕掛けようとするが、なかなかうまく繋がらず。

逆に、レイソルに攻め込まれる場面が多くなる。
前半5分のレイソルのFKは、かろうじてCKとなり事なきをえた。ここから連続してCKを与えてしまったが失点は許さず切り抜ける。

前半9分、兵藤が右サイドでボールをうけると天野にボールを預ける、天野がクロスを狙うが少し大きくなりゴールラインを割ってしまった。

ジェフはサイドからの攻撃をしかけるがチャンスに繋がらず。逆にレイソルはセットプレーからチャンスを掴むがゴールは奪わせず。

前半19分の天野のミドルシュートはGKの正面となり難なくキャッチされてしまう。

前半22分には、レアンドロ・ドミンゲスのシュートがゴールバーを叩く危ない場面を作られる。

攻め込みたいジェフだが、中々ペースを掴めず。レイソルも押し気味ではあるが、なんとかジェフがやらせておらず試合は膠着状態になる。

前半45分、レイソルの速いボールを大岩が胸で処理しようとしたがボールが短くなり工藤にひろわれる。工藤は大岩と競り合いながらも強引にシュート。これが、ニアをついてゴールに吸い込まれる。
レイソルが前半終了間際に先制点をあげる。

1点を追うジェフだったが、中々攻撃が機能せずに攻めあぐねる展開となる。

後半14分、兵藤に代えて森本を投入する。ケンペスと森本の2トップとなり、町田が右SHに回る。

也真人がペナルティエリアに侵入、相手と競り合いながらもボールを折り返すがケンペスのシュートはGKがキャッチする。

後半22分、也真人に代えて佑昌を投入する。佑昌がそのまま右SHに入る。

佑昌が積極的に裏を狙って、攻撃を活性化させる。

後半27分には、ジェフの波状攻撃となるが、森本のシュートを始めシュートがことごとく相手に当たってしまいゴールが奪えない。

それでも、後半28分にはゴール前でケンペスが倒されてPKをゲットする。
このPKをケンペスがきっちりと決めて、ジェフが同点に追いつく。

ケンペスのPK

後半32分、健太郎に代えて田代を投入する。田代はそのままボランチに入る。

逆転をねらうジェフが積極的に攻撃をしかけるが、なかなか最後のクロスが合わずゴールに繋がらない。

後半39分には、田代が倒されてレアンドロ・ドミンゲスが一発退場となる。
数的優位となったジェフは、山中に代えて谷澤を投入しさらに攻勢に出る。

中村太亮がミドルシュートを狙うが、バーの上を越えてしまう。最後のCKもゴールには繋がらず試合終了となる。

試合は1-1で引き分けてなり、ちばぎんカップをかけてのPK戦となった。

ジェフは智がきっちりと決めたものお2人目の中村太亮が止められてしまう。
レイソルは5人が全員きっちりと決めて、PK戦は4-5でレイソルがちばぎんカップを手にした。

ジェフユナイテッド市原・千葉
ちばぎんカップ2014 試合終了時フォーメーション
9.ケンペス
11.森本
6.田中
13.山口慶
15.田代
8.谷澤
4.天野
2.大岩
5.山口智
17.中村
24.高木
TextFormations

戦評

試合終了の挨拶

特に前半は中々パスワークが噛み合わず、レイソル相手に苦戦する事になってしまったが、次第によくなっていったとは思う。

右サイドの天野は、前半はかなり高い位置を取っていたが、度々裏を狙われる事もあったが、後半はバランスがかなりよくなったように思う。

中村、山中の左サイドは、個々のチャレンジは良かったが2人で崩すという場面が中々なかったのが残念でした。終盤になって、お互いを使い合うという場面もありましたが、特に前半は噛み合わなかったですね。
ただ、中村のドリブルは独特のものがあっておもしろかったと思います。クロスも良かったですね。山中もサイドからのクロス、ミドルシュートといいものがあります。どちらも、まだまだやれそうだなという感じでした。

ピンポイントでの補強となった両サイドですが、この試合を観る限りはヨネや峻希が抜けた穴はそれほど感じさせないかもしれません。後は、クロスを受ける側とのコンビネーションがあってくればゴールも増えてくるでしょう。

岡本に代わって起用された高木ですが、鈴木淳監督は足元を評価していたようですが、この試合ではその足元が怪しい場面が何度かあって少しヒヤヒヤしました。本来はもっと出来るのでしょうか!?右足でのキックが出来ないのか、ほぼ左でしか蹴っていなかったのも気になりました。
やはり、岡本が現時点では上回るかなという感じがしますが、GKはサブの選手がしっかりと控えていてくれた方がいいので、第2GKとしては合格点だったと思います。

昨年は、SBでの出場がほとんどだった大岩がCBで出場しましたが、今ひとつでしたね。失点の場面に絡むなど、ピリとしませんでした。背番号2を付けたからには、先発で出られるように頑張って欲しいのですが。この日は、キムがベンチスタートで、竹内がベンチ外でしたが、シーズン始まった時に誰が智の相棒をつとめているのでしょうか!?

途中からケンペスと、森本の2トップとなりましたが、森本は昨年よりも状態はよさそうですね。
まだまだ出来る選手だと思いますから、昨年のケンペスを上回る活躍をしてもらいたいですね。

全体的には、新加入選手に目が行きがちでしたが、昨年からいる選手たちという点では、それほど大きな進歩は感じられなかったような気がします。
ある程度、新加入選手で昨年からの戦力ダウンは免れた状況なので、既存の選手たちの進化がないと中々昨年を上回る事ができませんから、頑張って欲しいところです。

ただ、キャンプから帰ってきてからの一週間は雪の影響を度々受けて、トレーニング時間を変更したりという事が多かったので、キャンプからのブラッシュアップはもう少しかかるのかもしれません。

まずは、今シーズンがいよいよ始まるなぁという雰囲気が楽しめたのは良かったです。3月の開幕戦はホームゲームなので、もう1段階上のジェフを見せてもらいたいところです。

選手評価
GK 高木 5.5
DF 智 6.0
DF 大岩 5.5
DF 天野 6.0
DF 中村 6.5
MF 健太郎 6.0
MF 田代 6.0
MF 慶 6.0
MF 兵藤 5.5
MF 山中 6.0
MF 谷澤 -
MF 町田 5.5
MF 田中 6.5
FW ケンペス 6.0
FW 森本 6.0

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