サッカログ

ホーム
Topサッカー話
Top > 話題別 > 日本代表

ベガルタ仙台 手倉森誠監督がリオ五輪日本代表監督に就任

手倉森誠監督

タイミング的に大分遅くなってしまいましたが、一応取り上げておきたいと思います。

ベガルタ仙台の手倉森誠監督がリオデジャネイロオリンピックを目指す日本代表監督に就任することがきまりました。
ベガルタ仙台及び日本サッカー協会からそれぞれリリースされています。

手倉森誠監督の来シーズン指揮について | ベガルタ仙台オフィシャルサイトはてなブックマーク - 手倉森誠監督の来シーズン指揮について | ベガルタ仙台オフィシャルサイト
(2013-10-10)U-21日本代表(リオデジャネイロオリンピック2016)監督に手倉森誠氏が就任|トピックス|日本代表|日本サッカー協会はてなブックマーク - (2013-10-10)U-21日本代表(リオデジャネイロオリンピック2016)監督に手倉森誠氏が就任|トピックス|日本代表|日本サッカー協会

正式発表前から既にスポーツ紙などで就任の噂がでていましたが、その通りとなりました。

スポンサードリンク

JFAは過去に、日本代表監督に就任する前のオシムさんの名前を当時の川淵会長がポロッと出してしまい騒動となった事があります。

そういう事もあり、今回まだシーズン途中である手倉森さんの名前が出るのはどうなんだろう!?というのもありましたが、随分とすんなりときまったなぁという印象でした。

オシムさんの時と違うのは、日本代表監督はW杯が終わるタイミングで新しい監督を探すという流れが続いており、シーズン途中で引きぬくという形になった事が大きかったと思います。

手倉森さんの場合は、就任のリリースが出たのはシーズン中ですが、実際の活動はベガルタ仙台での監督をシーズン終了まで勤めた後という事で混乱は少なかったのかなというところです。

おおむねベガルタサポからも快く受け入れられているようです。
Jリーグの監督となったのがベガルタが始めてで、それが五輪代表監督に就任という事なので、ある意味大抜擢とも言えます。

もちろん、ベガルタ仙台をJ2から引き上げ、昨年は優勝争いをするまでにしたわけですから、監督しての腕を見込まれての事だとは思います。

オリンピック代表監督は、トルシエ時代を除けば日本人監督が続いています。特に、ジーコのとき以降はA代表のコーチを兼任しており、さながら将来の代表監督候補育成というような図式になっています。
(ただ、実際に日本代表監督になった人はいませんが。)

手倉森監督は青森県出身という事で、青森県民としても五輪代表監督就任は誇らしいところがあります。
なにせ、青森県は高校年代では青森山田が強豪校となってはいるが、いまだにJリーグのクラブもない地域ですから。青森県のサッカー界からすれば、大スターです。

手倉森監督の印象は、ベガルタ仙台でのサッカーしか知らないので、どちらかというと守備が固いというイメージが強いですね。

現代の日本代表をはじめとする日本のサッカー界ではパスサッカーの志向が強く、攻撃的なサッカーを目指す風潮にあるように思うので、それを考えると少し異質な感じはします。

ただ、若年代の日本代表もパスサッカーは既に経験済みで、ボール回しに関してだけ言えばあらためて強調するまでもないのかもしれません。
そういうところで、手倉森監督仕込みの守備の堅さが加われば攻守に安定したサッカーが出来るかもという気もします。

攻撃面で、ベガルタとは違うサッカーになるのかどうかも含めて、どういった選手を起用していくのかも興味深いところです。
また、ロンドン五輪の時もそうだったが、オリンピック代表年代くらいだと海外のクラブに移籍する選手も増えてきて、A代表並みにチームとして機能させるのが大変になってきているので、そういったところのマネージメントも気になるところです。

リオ五輪世代だと、清水の石毛、セレッソ大阪の南野、広島の野津田、新潟の鈴木武蔵、ヤングボーイズの久保といった面々がいます。
この年代は、知らない選手が多いので、今後Jリーグでの活躍してくる選手がドンドンでてきてくれればと思います。
ちなみに、鹿島アントラーズからレンタルされて、ジェフ千葉所属の鈴木隆雅もリオ世代の選手になります。

前の記事へ 次の記事へ