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U-17W杯 UAE2013 日本vsチュニジア 逆転勝利でグループリーグ1位通過

U-17WC 日本vsチュニジア

FIFA U-17ワールドカップ UAE2013 日本代表vsチュニジア代表の試合をフジテレビの録画中継を録画してテレビ観戦しました。

日本は、既にグループリーグ突破を決めているものの、この試合に引き分け以上でグループリーグ1位が確定する。

日本は、ベネズエラ戦からまたもメンバーを代えて臨んできた。

苦しい前半

前半、序盤こそパスが回って、チュニジア陣内まで押し込んでいけていたものの、徐々に細かいパスミスが目立つようになる。

メンバーが変わった影響もあるのか、少しづつパスがずれてしまう事がある。
結果、チュニジアに反撃を許す事になり、苦しい展開に。

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ボールポゼッションでは上回っていたものの、ややチュジニアに勢いを与えてしまう。

それでも、30分を回ると徐々に押し返せるようになる。
ただ、パスミスからチュニジアにボールを渡す場面がまだ多く、試合は膠着状態になる。

中々、リズムに乗れない日本は、前半のアディショナルタイム、左サイドからボールを入れられると、一度は押し返したものの走りこんできたチュニジアの選手にグラウンダーのミドルシュートを決められてしまう。

今大会始めて先制点を許す苦しい展開となる。

ローテーションの効果

後半になって、徐々にパスミスも減り、日本がボールを回す時間が長くなる。

1点を追う展開という事もあり、積極的にシュートを狙うがなかなかゴールが奪えない。

日本がボールを回すとチュニジアの選手の疲労が目立つようになる。足をつる選手が続出する。

そんな中、日本の選手は前半よりは反応が鈍ったりいう事は出てきたものの、運動量ではチュニジアを完全に上回れるようになる。

日本のボール回しに自陣に引いて対応するしかなくなったチュジニアだったが、なかなか最後のところはやらせてくれない。

日本も時間の経過とともに焦りの色が濃くなってく。

だが、完全に足の止まったチュニジア相手に日本が一発のスルーパスで打開する。
後半43分、坂井が抜け出しGKが飛び出してくるが、後ろからきたDFがボールをクリアしようとするもポストに当たりそのままゴールイン。オウンゴールとなり、土壇場で日本が追いつく。

さらにATには、左サイドから坂井が入れたボールに渡辺が反応してシュート。これが決勝点となり、日本が逆転で勝利を収めた。

戦評

確かに過去2戦に比べればパスミスも多く、あまりペースをつかめない展開ではあった。ただ、メンバーを試合ごとに入れ替えている事を考えれば、多少は致し方ない部分はある。

前半のうちに失点し、1点を追う展開になったが、メンバーを入れ替えていた事もあり、日本の選手の方がフレッシュだった。

さらに、ロシアやベネズエラもそうだったが、日本のパス回しに対応する為にかなり走らされていたチュニジアは体力をかなり消耗していたようで、それも日本にとって追い風になった。

残り数分のところでようやく同点に追いついたわけだが、しつこくしつこくパスを回してチャンスを作ったのが実を結んだ。

最終的に、決勝点はこの試合で一番いい攻めの形となりゴールが生まれた。もう、チュニジアに反撃する力は残っていなかった。

この結果、日本なグループリーグを1位で突破。B,E,Fグループの3位チームとの決勝トーナメント1回戦で対戦する事になった。

[追記

決勝トーナメント初戦の相手はスウェーデンに決まりました。

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