サッカログ

ホーム
Topサッカー観戦TV観戦
Top > 話題別 > ユース年代
Top > 話題別 > 日本代表

U-17W杯 UAE2013 日本代表vsロシア,ベネズエラ 強すぎる日本代表

U17WC UAE2013

UAEで開催されているFIFA U-17 W杯の日本代表vsロシア代表と日本代表vsベネズエラ代表の試合をフジテレビの録画中継を録画してテレビ観戦した。

まずは、軽く振り返ってみる事にする。

vsU-17ロシア

ロシアは、大陸別予選に当たるU-17欧州選手権で優勝を果たしている強豪だ。

初戦の硬さはあったものの、時間の経過とともに日本代表がゲームを支配するようになった。

そんな中で、瓜生が強烈なミドルシュートで先制点を上げる。

相手のロシアは体格の上では日本より大きく当たりも強かったが、日本のボール回しについていけない事が多く、後手後手に回ってしまった。

開催地UAEの暑さがどの程度であったかはわからないが、それも影響したのか運動量も落ちて、ますます日本のボール回しについていけなくなった。

日本は追加点こそあげられなかったが、ロシアの攻撃を凌ぎ切り1-0で初戦を勝ち点3で飾った。

スポンサードリンク

vsU-17ベネズエラ

この試合でも、日本のボール回しが冴え渡る。
序盤戦で、サイド攻撃から先制点を奪って日本が優位に試合をすすめるかと思われたが、ベネズエラに同点に追いつかれてしまう。

ただ、試合自体は日本がポゼッションで上回り、シュート数でも圧倒していた。

前半の終了間際に、またもや右サイドのクロスからゴールを奪って、リードして前半を折り返した。

後半も日本がペースを握る時間が長かったが、シュートが中々入らない。相手GKのファインセーブもあったが、チャンスの割には得点が入らなかった。

終盤にPKで1点を追加し、試合自体は完勝だったが、もう少し点が取れるゲームだったと思う。

強すぎる日本代表

吉武監督は前回大会でもベスト8入りしているが、このチームはさらに成熟している印象がある。

もちろん個々の技術はあるのだが、突出した個性という感じではなくチーム全員でゲームを支配するという感じのチームだ。

パス回しがうまいのは確かだが、ロシア戦などでもそうだが、相手のフィジカル差をまともに受けずにパスを回せてるのがスゴイ。

A代表の場合は、本田や香川、長友といった強烈な個性がある事で、チームとしてというよりも個人技で崩す場面が割と多かったりするが、このU-17日本代表では、突出した個性がない代わりに平均レベルは高いなという感じがする。
もちろんA代表なんかに比べると合流している時間は長いというのはあるが、パス回しに成熟感がある。やや消極的になる事もあるが、ミドルシュートを積極的に狙ったり、サイドを突破したりとパスだけのチームではない。

相手チームとの体格差を考えると、男子のA代表よりも、なでしこジャパンのサッカーの方が近いのかもしれない。(最近は、なでしこのパスサッカーだけではなくなったが)

2連勝で早々に決勝トーナメント進出を決めて、この先どこまでいけるのかが楽しみなチームだ。出来れば、ベスト8の壁を突破してもらいたいなとも思う。

このチームのうち16歳の子たちは、丁度2020年の東京オリンピックに出場できる年代でもあり、将来の東京五輪組に何人かは残る事になるだろう。将来が楽しみな年代だ。

前の記事へ 次の記事へ