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2013年 J2 第37節 ジェフ千葉vsロアッソ熊本 ケンペスハット、森本初ゴールで6発大勝

絶対J1!

J2第37節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsロアッソ熊本の試合を観戦しにフクダ電子アリーナまで行ってきました。

午前中から降り続く雨と肌寒い気温で、少し行くのをためらってしまうような天候だったが、結果的には行ってよかったという事になった。

気温自体は下がらなかったが、雨はときおり強くなって煙るような感じだった。
千葉市マッチデーで、客足が伸びてもいい試合だったが、この天候だとさすがに来れない人が多かっただろう。

ジェフゴール裏

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試合経過

ジェフの先発は、GKに岡本、CBに竹内とキム、右SBに米倉、左SBに峻希、ボランチに山口慶と健太郎、右SHに兵藤、左SHに佑昌、トップ下に町田、トップにケンペスという布陣だった。
天皇杯東京戦から、出場停止の智に代わってキムが復帰、逆に出場停止明けのケンペスが先発に戻ってきた。

相手のロアッソ熊本は、先日現役引退を発表した北嶋がいて士気も上がっているはず。ここのところ、負けなしできているので調子もよさそうだ。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第37節 vsロアッソ熊本 先発フォーメーション
37.ケンペス
28.町田
10.兵藤
13.山口慶
16.佐藤健
6.田中
11.米倉
20.キム
3.竹内
33.高橋
1.岡本
TextFormations

序盤、なかなか攻めこむ事が出来なかったジェフだが10分過ぎからペースを握れるようになる。

前半12分には、峻希のクロスに町田が落として兵藤が合わせるが当たりそこねる。こぼれ球を佑昌が押し込んだもののオフサイド。

ケンペスがミドルシュートを狙うがゴールには至らず。

15分を回ると、熊本に立て続けにミドルシュートを狙われる。
雨脚も強まり、守勢に回る時間が多くなる。

熊本のFKのチャンスはなんとか凌ぎきる。さらに、ミドルシュートも岡本が防いでゴールを割らせない。

前半23分、カウンターから佑昌が抜けだして、ワンフェイント入れてシュートもGKの正面に飛んでしまう。

前半32分に佑昌が倒されてゴール正面でのFKのチャンス。
兵藤が直接狙うがバーに当たってゴールならず。だが、この流れからボールがつながり、右サイドから米倉が速いグラウンダーのクロスを入れるとファーで佑昌が押し込む。
ジェフが待望の先制点ゴールを上げる。

兵藤のFK

すると、ここからジェフのゴールラッシュとなる。

前半35分、兵藤からのパスを受けた町田がフワッとした高いボールを上げると、ケンペスが打点の高いヘディングシュート。これも、浮いたボールになるが、このままゴールに吸い込まれる。ケンペスのゴールで2-0とする。

さらに、前半38分には兵藤のスルーパスに抜けだした峻希がそのままペナルティエリアに進出。GKと1対1となりシュート。相手に当たるもののボールはそのままゴールに吸い込まれる。峻希のジェフでのリーグ戦初ゴールで3-0とする。

峻希のゴールの後

その後もチャンスを作るジェフだったが、前半はこのまま3-0で終える。

後半、序盤に熊本のミドルシュートなどでピンチの場面もあったが、これは凌ぎきる。

後半もジェフがペースを握る展開となる。
後半7分、右サイドに回っていた佑昌が町田とのパス交換からクロスを上げるとケンペスが相手GKの足元を狙うヘディングシュートでなんなく追加点を上げる。

熊本の反撃されるものの、落ち着いて守りきっている。

後半17分、町田に代えて大塚を投入。そのままトップ下に入る。

後半22分、ケンペスと大塚がパス交換から最後はケンペスがシュート。これが決まって5-0とする。ケンペスはこれでハットトリック達成。

後半27分には、兵藤のクロスに米倉がダイレクトボレーもヒットせず大きくバーの上へ。
この直後、健太郎に代えて森本が投入される。兵藤がボランチの位置に入って、大塚が右サイドに回る。

この後、熊本に押される展開となるが、失点は許さない。

後半38分、佑昌に代えて勇人を投入。佑都が右SHに入って、大塚が左に回る。
兵藤が右ボランチに入っている為、米倉が上がってケアをさせる意味もあったのだろう。

後半41分、森本がミドルを狙うがゴールならず。
さらに後半45分、米倉のシュートのこぼれ球に森本が詰めてゴール。森本のジェフ初ゴールで6-0とする。

試合はこのままジェフが6-0で大勝となった。

森本のゴールの後

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第37節 vsロアッソ熊本 試合終了時フォーメーション
37.ケンペス
30.森本
7.佐藤勇
10.兵藤
13.山口慶
14.大塚
11.米倉
20.キム
3.竹内
33.高橋
1.岡本
TextFormations

戦評

正直、思いもしない大勝となった。ここまで大差になるとは試合前は思ってもみなかった。

試合全般では、神戸戦、東京戦での好調を持続する事が出来たのが大きい。

特に、東京戦からボランチに入った山口慶が出色の出来で、運動量も多く守備での貢献も大きく、派手さはないものの確実に攻撃につなげていった。
米倉がSHのような位置まで上がると、慶がカバーに入る事で、米倉が安心して上がる事が出来た。

怪我から復帰後はあまり調子が上がらなかったが兵藤がキレのある動きをみせてくれたのは大きい。夏場はスタミナ不足から90分持たない事が多くつかいづらかったが、この試合では90分持った。
それに、不調時にはミスパスになっていた縦パスがズバズバ通るようになって、これで攻撃にリズムが出た。
右SHではあるが、中央に出る事が多く、米倉がSHのような形でフォーメーション的にはかなり流動的だった。

町田も好調を維持して、ケンペスのゴールのアシストのほか、リンクマンとしてパス回しの中心となった。

ケンペスは、まぁ得意の固め打ち。シーズン3回目のハットトリックはジェフ史上初とか。正直言えば、固め打ちよりもコンスタンスに点をとってほしいのだが・・・。
この日のケンペスでは守備でも貢献。前線からプレッシャーをかけて、ボールを奪う事もあり、満点の出来といいほどだった。

そして峻希のリーグ戦初ゴール、森本もJ復帰後初ゴールと今後に向けても大きなゴールが生まれた。

気温が下がってきた事もあるのだろうが、全体的に運動量が多く、パスコースを作る動きが非常にスムーズになってきた。
プレーオフを見据えた時に、少し調子が上がるのが早すぎるというくらいに今はいい状態になっている。

こうなると、8月、9月で1勝ずつしか出来なかったのが非常に悔やまれる。もう少し、踏ん張れれば自動昇格圏も狙えたのかな!?とも思うので。

大勝の後で、次の試合は少し難しいものになるかもしれないが、このまま勝ち続けて4位以内で終わりたいところ。

やはり、プレーオフ準決勝をホームフクアリで出来るのは大きい。何しろプレーオフ圏内にいるのが、京都、徳島、長崎と西日本勢ばかりというのもあり、アウェイではあまりやりたくないなというところ。

選手評価
GK 岡本 6.5
DF 竹内 6.0
DF キム 6.5
DF 米倉 6.5
DF 峻希 6.5
MF 慶 6.5
MF 健太郎 6.5
MF 勇人 - 
MF 兵藤 6.5 
MF 町田 6.5
FW 田中 6.5
FW 大塚 6.0 
FW ケンペス 7.5
FW 森本 6.0

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ジェフが勝利したので、試合後のゴール裏の様子をアップしました。

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