2013年シーズンのJ1昇格プレーオフについて少しおさらいしておきたいと思う。
レギュレーションとしては昨シーズンと変わりはないのだが、昨シーズンは全てJ1クラブライセンス取得チームだったため4チームでのトーナメントとなる。
今シーズンはというと、現状の3位から6位のチームのままだとすると、3チームでのトーナメントとなりそうだ。
京都、徳島、長崎、千葉がプレーオフ圏内だが、V・ファーレン長崎はJ1ライセンスを取得していない為、プレーオフには参加出来ないからだ。
3チームでのトーナメントとなる場合は、下位2チームが準決勝をおこない、勝ち上がったチームが最上位のチームと決勝戦をおこなう事になる。
34節時点の順位だとすると、徳島ヴォルティスとジェフ千葉がまず徳島のホームで準決勝を行い、勝ち上がったチームが中立地で京都サンガF.C.と決勝戦を行うことになる。
もちろん、ジェフとすれば出来れば最上位となって決勝戦の1試合で決めたいところ。徳島と京都を相手に2連勝するのは大変そうだ。
準決勝をホームゲームとなっても、大きなアドバンテージならない事は昨年の結果からも明らかだ。
勝ち点差はやや離れているが札幌、山形、松本、岡山、東京V辺りまではプレーオフ圏ないを狙える位置にいる。長崎がプレーオフ圏外に転落した場合は4チームでのプレーオフとなる可能性もありえる。
ちなみにプレーオフで戦う可能性のあるチームとジェフの今シーズンの対戦成績は以下のとおり。
京都 H 1-2 ● A 3-3 △
徳島 H 1-2 ● A 1-2 ◯
札幌 H 0-1 ● A ?
山形 H 1-3 ● A 3-0 ◯
松本 H 1-0 ◯ A 3-2 ●
岡山 H 0-0 △ A ?
東京V H 2-1 ◯ A 1-0 ●
割と五分の星勘定にも見えるが、2回目の対戦時に敗れているチームが多いのが気がかり。ただ、プレーオフは一発勝負なだけに、調子がいいチームが勝てるとも限らない。
まずはプレーオフ圏内に残ること。そして、そこで2つ勝てるようにするしかない。
[追記]
V・ファーレン長崎が2014年シーズンのJ1ライセンスを取得した為、J1昇格プレーオフは4チームでのトーナメントとなりそうです。
