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2013年 J2 第34節 東京ヴェルディvsジェフ千葉 崩しきれず一発に沈む

絶対J1!

J2第34節 東京ヴェルディvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合を観戦しに駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場まで行ってきました。

前節、京都に敗れて連敗は避けたいところ。自動昇格は難しくなったものの、プレーオフ圏内を維持し、いい状態に仕上げたいところだ。

試合経過

試合前の記念撮影

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ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智とキム、右SBに米倉、左SBに峻希、ボランチに勇人と健太郎、右SHに大介、左SHに田中、2トップにケンペスと森本という布陣だった。

キムが先発に復帰。リーグ戦では初めて、ケンペスと森本を2トップで先発起用した。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第34節 vs東京ヴェルディ 先発フォーメーション
37.ケンペス
30.森本
8.伊藤
7.佐藤勇
16.佐藤健
6.田中
11.米倉
20.キム
5.山口
33.高橋
1.岡本
TextFormations

序盤は、ヴェルディがペースを握る展開となる。ジェフはなかなかボールがつながらず苦しい立ち上がり。
ヴェルディにチャンスを作られるものの岡本を中心に防ぎきる。

前半15分を回ってようやく、ジェフも少しづつボールが回るようになる。だが、ゴール前でのチャンスはなかなか作れず。

前半27分、ヴェルディの攻撃。懸命にクリアするが、最後は小池に素晴らしいミドルシュートを決められる。岡本が反応するものの、ゴールバーに当たってラインを超えた。

さらに前半30分には、高原がヘディングで流したボールに巻がヘディングシュート。綺麗に決まるが、これはオフサイドで助かった。

その後のヴェルディの攻撃はなんとかしのぐものの、ジェフもチャンスを作れず。1-0で前半を折り返す。

後半の立ち上がりはややヴェルディペースも失点は許さない。

ジェフはセットプレーからチャンスをつくるものの、ゴールには結びつかず。

ジェフのセットプレーのチャンス

なかなかチャンスが作れないジェフは、後半18分、大介に代えて谷澤を投入する。谷澤が左SHに入って、ユースケが右に回る。

流れは大きく変わらず。後半29分、ユースケに代えて深井を投入する。

米倉がSHの位置に張るような形が続いて、深井も中盤で右サイドはガラ空き状態だったが、なかなか右サイドを生かせない。

ロングボールを入れても、ケンペス、森本に収まらずチャンスが作れない。ヴェルディのDFが競り勝つ状況が続く。

後半39分、勇人に代えて町田を投入。そのままボランチに入る。

町田がなんとかボールを散らそうとするが、なかなかチャンスにはつながらず。ボールが繋がってもラストパスやクロスが合わずにチャンスを逸する場面ばかりとなる。

結局、最後まで決定機は作れず。1-0で敗戦し、2連敗となった。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第34節 vs東京ヴェルディ 試合終了時フォーメーション
37.ケンペス
30.森本
9.深井
28.町田
16.佐藤健
39.谷澤
11.米倉
20.キム
5.山口
33.高橋
1.岡本
TextFormations

戦評

試合終了後の握手をする選手たち

試合全体を通じて攻撃面が機能しなかった。天皇杯の讃岐戦のときはケンペスと森本の距離感もよかったのだが、この試合ではあまり距離感が良くなかった。

何度かパスが繋がってチャンスになりかけたシーンはあったものの、最後のところでシュートまで持ち込めず。

ケンペスを狙ったボールもあまり有効ではなく、ことごとくヴェルディDF陣に跳ね返されてしまった。ケンペスは体は強いけど、ハイボールの競り合いにはあまり強くない。どちらかと言うと、足元に収めた方がうまくいったかもしれない。

選手交代も今ひとつ機能せず。深井も谷澤も持ち味をだせなかった。町田をボランチ起用したものの大勢は変わらず。

2トップのサポートをする選手がおらず、1トップの時と同様にSHがワイドに開くような場面がおおく、トップ下もいない状況でボランチもあまり上がる事が出来ないという感じだった。
森本とケンペスが交互に落ちてきてボールを受ける形になればよかったのだが、前に張ってしまう場面が多かった事もよくなかった。

ヴェルディは巻が好調のようで高原とのコンビは脅威だったが、幻のゴールを除けばよく抑えていたと思う。それだけに、ミドルシュート1発で敗れたのは悔やまれる。

今季2度目の連敗。そして、気がつけば順位も6位に後退で、7位札幌との勝ち点差は5と近づいてきた。もっとも、3位以下は詰まっている状態なので、まだまだ挽回の余地はある。

ホームで、神戸、長崎との対戦も残しているいるし、アウェイではプレーオフ圏を狙う岡山、札幌との対戦が残っている状況。

中々、状況が好転しないが、残り試合でなんとか改善していくしかない。チームとして、もう1度まとまっていかないといけないと感じる。

次節はアウェイで岡山、さらにホームで神戸と難敵との連戦。ここで連敗してしまうとプレーオフも危うい状況だけに、なんとしても勝って先に繋げたい。

選手評価
GK 岡本 6.0
DF 山口智 6.0
DF キム 6.0
DF 米倉 5.5 
DF 峻希 5.5
MF 勇人 5.5
MF 健太郎 6.0
MF 大介 5.5
MF 谷澤 5.0
MF 町田 -
FW 田中 6.0
FW 深井 5.5
FW ケンペス 5.0
FW 森本 5.5

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