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なでしこジャパンvsナイジェリア女子@長崎 2ゴールで快勝

なでしこジャパンvsナイジェリア女子@長崎

なでしこジャパンvsナイジェリア女子代表の試合をテレビ朝日の生中継でテレビ観戦しました。

東アジアカップ以来の代表戦で。長崎、フクアリの2連戦で今年の活動は終わりになる予定だけに、いい感触を掴んで終わりたいところ。

試合経過

なでしこの先発は、GKに海堀、CBに北原、三宅、右SBに近賀、左SBに上尾野辺、ボランチに澤と宮間、右SHに川澄、左SHに中野、2トップに大儀見と高瀬となった。

怪我などの影響で澤が久しぶりの代表復帰。近賀も大怪我からの復帰戦となった。さらに、CBは北原、三宅の初キャップコンビとなっている。

なでしこジャパン
vsナイジェリア女子代表 先発フォーメーション
23.高瀬
17.大儀見
9.川澄
10.澤
8.宮間
6.中野
2.近賀
3.北原
15.三宅
7.上尾野辺
18.海掘
TextFormations
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序盤、いきなりなでしこがチャンスを作る。川澄のボールカットから、澤のスルーパスに高瀬が反応、一旦宮間に戻して右サイドの川澄に展開。だが、川澄の折り返しはGKにキャッチされる。

ナイジェリアの身体能力の高さに後手を踏む場面もあったが、しっかりと守りきっている。

前半8分、高瀬のキープから川澄に、右サイドの近賀に展開しクロスをあげる。GKがキャッチしそこねてCKに。
このCKに北原が飛び込むがわずかに枠を外れる。

さらに10分、澤から右サイドにひらいた高瀬がクロスをあげるが、大儀見の上を超えてしまう。

その後、試合は膠着状態になる。ナイジェリアは強烈なミドルシュートでバーを叩く場面もあったがゴールは生まれず。

前半26分、中野に代えて中島を投入する。そのまま左SHに入った。

その後は、なでしこがペースを握る展開となる。前半30分には、大儀見から川澄の折り返しに高瀬が合わせるが、ゴールライン上でカバーに入っていた選手に当たってしまいゴールならず。
34分には、高瀬の落としたボールに中島がシュートも防がれる。

それでも前半36分、三宅の縦パスを受けた高瀬が宮間に預ける。宮間がCBの間を通すスルーパス。これに反応した大儀見がGKもかわしてシュート。これが決まってなでしこが先制する。

前半はこの1点どまり。1-0で終了する。

ハーフタイムに、大儀見に代えて丸山を投入する。

後半開始早々なでしこがチャンスを作る。

丸山からのボールを受けた高瀬がシュートも枠を外れる。
さらに、後半2分には中島からのボールを澤がシュート。こぼれ球を高瀬が狙うが枠に飛ばせず。
丸山が左サイドから反転シュートもGKに防がれる。

後半9分、丸山が左サイドを突破してクロス。DFに当たったこぼれを川澄が冷静にシュート。これが決まって2-0とする。

後半15分、高瀬に代えて有町を投入する。

後半22分、ナイジェリアに決定機を作られるが、海堀がうまくボールをおさえてシュートを打たせず。

後半23分、中島に代えて田中陽子を投入する。

なでしこが優位に試合を進めるものの、後半30分を回るとナイジェリアがペースをつかみ出す。

後半41分、田中陽子に代えて高良が投入される。

ナイジェリアの猛攻に苦しむが得点は与えず。このまま2-0で競り勝った。

なでしこジャパン
vsナイジェリア女子代表 試合終了時フォーメーション
22.有町
11.丸山
9.川澄
10.澤
8.宮間
22.中島→21.田中陽→5.高良
2.近賀
3.北原
15.三宅
7.上尾野辺
18.海掘
TextFormations

戦評

この試合の収穫は初先発のCB2人が上々の出来で、代表デビューを飾った事。澤が入った事で中盤が安定した事があげられる。

澤が攻守にわたって広範囲に顔を出す事で、なでしこらしい粘りと、なでしこらしい攻撃が随所にみられるようになった。

その中で、CBコンビが安定した働きで、これまで苦しんでいた新旧代表の融合が随分進んだ気がするから不思議だ。

ナイジェリア自体は、移動によるコンディション面もあり思ったほどパッとしなかった。ただ、アフリカ勢との対戦がほとんどなく(過去に2戦して1分1敗)、そういう相手にきっちり勝利できたのはよかった事だろう。

水曜日のフクアリでのゲームは、ナイジェリア代表のコンディションも多少はよくなるだろうし、なでしこのメンバーも変わるのでどういう試合になるのか!?

ジェフレディースの選手も多数招集されているので、誰が出場するのか楽しみだ。

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