東アジアカップ2013 なでしこジャパンvs北朝鮮女子代表の試合を、フジテレビの中継を録画してテレビ観戦しました。

ともに初戦を白星発進した両チームは、優勝するためにぜひとも勝っておきたい相手だった。

試合経過

なでしこジャパンの先発は、GKに海掘、CBに岩清水と熊谷、右SBに山崎、左SBに宇津木、ボランチに宮間と阪口、右SHに川澄、左SHに高瀬、2トップに大野と大儀見という布陣だった。

序盤、北朝鮮がロングボールも交えて攻めこむ展開が続く。
パスミスもあり北朝鮮にチャンスを作られる。

10分を過ぎて徐々に、なでしこも攻めこむ回数が増えてきたもののゴールには繋がらない。

北朝鮮もセットプレーのチャンスはあったものの、チャンスは多く作れず。

前半21分には高瀬のクロスから大儀見が狙うがボールをとらえきれず、こぼれ球を川澄が拾って落としたボールをミドルシュートで狙うがゴールならず。

両チームともミドルシュートは狙うものの枠を捉えきれない。

北朝鮮は、ATにポスト直撃のシュートがあったが、なでしこがしのぎ切り前半は0-0で終える。

後半早々のチャンス。川澄の速いボールに、大儀見がスライディングで合わせるがGKがブロックする。

序盤、なでしこが攻勢に出る。高瀬、大野、大儀見からチャンスを作るがゴールは奪えず。

後半14分、高瀬に代えて中島を投入する。中島はそのまま左SHに。

なでしこがボールを回す時間が長くなる。北朝鮮は、カウンターからチャンスを伺うがなでしこがよく守っている。

後半28分、なでしこがボールをつないで、大野がゴール前に飛び込むがシュートは打てず。このボールに大儀見が反応しシュートも相手GKがブロックする。

後半29分、山崎に代えて岩渕を投入する。右SHに中島が回って、岩渕が左SHへ。

岩渕がからんでチャンスが生まれる。後半38分には岩渕が抜け出しシュートも、GKがかろうじて足に当てる。

大儀見がミドルシュートを狙うものの枠に飛ばず。

アディショナルタイム、宇津木に代えて上尾野辺を投入。

結局試合は、両チーム得点奪えず0-0の引き分けに終わった。

戦評

前半は、北朝鮮の攻撃に苦しむ場面も多かったが、後半はほぼなでしこジャパンがペースを握る展開だった。

ただ、北朝鮮が非常に粘り強く守っており、ゴールを割らせなかった。
1枚2枚剥がされても最後のところはやらせない。GKもよく反応していたし、中々ゴールを奪いづらい状況だった。

あれだけ、粘られると、攻める側も精度を要求されるところもあり難しい部分があった。

得点は奪えなかったものの高瀬や岩渕がいい動きを見せてくれたのは明るい話題。

大会としては初戦の得失点差でなでしこジャパンが1位とはなったものの、優勝は最終戦の韓国との一戦に委ねられた。
韓国に勝てば優勝の可能性は高くなるが、得失点差もあるのでどうなるかは判らない。