東アジアカップ2013 日本代表vsオーストラリア代表の試合をフジテレビの中継を録画してテレビ観戦しました。
オーストラリアも新鮮力発掘という感じのメンバー構成で、さながらJリーグvsAリーグという構図という感じでもあった。
試合展開
日本代表の先発は、GKに権田、CBに千葉と鈴木、右SBに森脇、左SBに徳永、ボランチに高橋と扇原、右SHに齋藤、左SHに山田、トップ下に大迫、トップに豊田という布陣だった。
なんと第1戦から11人全員を入れ替えてきた。大迫は攻撃時には2トップのような形にもなっており流動的なポジションだった。
序盤のオーストラリアが両サイドの裏を狙ってきたもののボールの精度などもありピンチにはならず。
日本は徐々にペースを掴み始めると齋藤のドリブル突破から山田がシュートを狙うなどチャンスを作る。
単発ではあったが、日本の方が多くのチャンスを作れている。
前半26分、ゴール前でボールを受けた齋藤が左から右に流れながらシュートチャンスを狙う。うまくDFをずらしてシュート。これがキレイにゴール左に決まって日本が先制する。
さらに日本は豊田にボールを集めチャンスにつなげるものの追加点は奪えず。
前半は日本が1-0とリードして終える。
後半、序盤オーストラリアの攻勢に押し込められる展開となる。
だが、後半10分、高橋が縦にボールを入れると豊田がこれを落して大迫が前を向いてゴールへ向かう。相手DFも着いていたがシュートに持ち込みゴール。日本が2-0と追加点をあげる。
その後、オーストラリアの攻撃に守勢に回るもののゴールは許さない。
後半16分、扇原に代えて山口螢を投入する。
その後、日本がボールを回しながら優位に試合を進める展開が続くが追加点はならず。
後半27分、齋藤に代えて工藤を投入する。
後半31分、オーストラリアの選手交代の隙をつかれゴールを許す。さらに、後半34分にも中央を破られてユリッチにゴールを奪われ同点に追いつかれる。
だが、その直後の時間、工藤からのパスを豊田が受けて大迫にパス。大迫がシュート。これが鮮やかに決まって再度勝ち越しに成功する。
後半37分、千葉に代えて栗原を投入する。
その後、オーストラリアのセットプレーのチャンスもあったがゴールは許さず。
試合はこのまま日本が逃げ切り3-2で勝利した。
戦評
齋藤、大迫と攻撃的な選手が結果を出し、豊田もゴールこそなかったがまずまず機能した。
やはり、なんでもないところから2失点を喫した守備陣が心配の種となりそうだ。
ザック監督が、急遽栗原を投入した事からも伺える。
全体的には、第一戦よりもコンディション的にも連携的にもよくなっており、オーストラリア相手にもボールが回せる状況だった。
大迫が、2トップ気味になったり、降りてきてパスを引き出したりとよく動いて流れを作ったと思う。
豊田も、ボールが収まって攻撃の起点になってはいたが、もう少し落としたボールをチャンスに繋げられればよかったのだが。この辺は、もう少し時間がかかるかなという感じ。
韓国が中国相手に引き分けた事もあり日本が首位となっている。
最終戦、韓国相手に勝てば日本の初優勝となるだけに、ぜひとも勝ってほしい。
メンバー的には第1戦のメンバーが中心となるのか、ミックスさせてくるのか!?
柿谷も、もう1試合みたいだろうし、豊田とのコンビも見てみたい。
選手評価
GK 権田 6.0
DF 千葉 5.5
DF 鈴木 6.0
DF 栗原 -
DF 徳永 6.0
DF 森脇 6.0
MF 高橋 6.5
MF 扇原 6.0
MF 山口 6.0
MF 山田 6.0
FW 齋藤 6.5
FW 工藤 6.0
FW 柿谷 7.0
FW 豊田 6.5