既にだいぶ時間が絶ってしまったが、皇后杯全日本女子サッカー選手権の準々決勝でジェフユナイテッド市原・千葉は日テレベレーザをPK戦の末に破り準決勝進出を決めた。

PKでの勝ちあがりという事で、試合としては引き分け止まりではあるが、2度のリードを追いつき延長戦でも負けずにPK戦まで持ち込んだだけでもすごい事。ベレーザ相手にはリーグ戦では大敗もしており、なでしこリーグという同じカテゴリーとはいえ大番狂わせと言っていい結果だと思う。

準決勝でジェフレディースと当たるのは準々決勝で同じくリーグ3位の岡山湯郷を破る金星で勝ち上がってきた伊賀くノ一FC。

今季のリーグ戦では、2戦2分と均衡しており、ジェフレディースが6位で伊賀が7位、かつては入れ替え戦でも当たるなどジェフレディースとしてはライバルチームだ。

反対の山では、順当に勝ち上がってきたINAC神戸とレッズレディースが当たる事になっており、決勝に進出してこの2チームのいづれかと当たる挑戦権を得る戦いでもある。

INAC相手に勝つのは難しいだろう。決勝での対決となっても、大差をつけられる可能性もあるが、それでも勝ち上がってほしいとは思う。

準決勝は、上村崇士監督が指導者研修の為に不在。思わぬハンデを背負う事になるががんばってほしい。

トップチームも天皇杯でベスト8しており、そろって上位進出を狙いたいというのもある。