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炎のストライカー ゴン中山が現役引退

ゴン中山

少し更新するタイミングがなくて遅くなってしまったが、コンサドーレ札幌のゴン中山こと中山雅史が現役引退を発表した。

【札幌】中山雅史選手引退会見全文(12.12.04)

中山と言えば、アメリカW杯予選ドーハでのイラン戦の執念のゴールや、フランスW杯第3代表決定戦の先制点、本大会での日本のW杯初得点となったジャマイカ戦でのゴール、磐田時代の4試合連続ハットトリック、最短ハットトリックなど記録と記憶に残るゴールの多い選手だったと思う。

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J1最多の157ゴールを上げているものの、日本代表のゴールは21ゴールと驚くほど少ない。印象的なゴールが多いせいか、もっと沢山取っている印象がある。

中山の場合、うまいというより泥臭いプレーヤーという感じがしているが、30歳を超えてからもどんどんうまくなっていたのがすごい。Jリーグで得点王を取ったのが、1998年と2000年でしたからね。その当時はわかっていなかったところもあるけれど、今の歳になってみると、30歳を超えても成長を続けるのがどんなにすごいかが判る。

中山の場合、カズとよく比較されるが、カズの場合は若い時からうまい選手という印象があって、30歳を過ぎてうまくなったというよりかは技術は衰えないという事を実践し続けているというところがある。それと、カズは比較的怪我の少ない選手だなというのがあって、ここまで現役生活を続けられているのはそれが大きい。

それに比べれば、中山は怪我に泣かされ続けてきたという印象が強く、この歳まで現役を続けていたのはある意味驚きに値するところ。まぁ、札幌時代の最後の2年はたったの3分しか出場する事ができなかったので、現役引退もやむなしというところだったろう。

記者会見では未練タラタラという感じだったが、まずは両膝の怪我を万全に治してほしいな。現役復帰は無理にしても元気に走り回る中山がまだまだ見たいので。

何はともあれ、現役生活お疲れ様でした。

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