奇しくもと言うべきか、中山隊長が現役引退を発表した年に、同じく隊長の愛称で呼ばれていた、ジェフユナイテッド市原・千葉の坂本将貴が現役引退を発表した。

今までサッカーしかやってこなかったので、自分に何ができるのか、自分は何に向いているのかまだわかりませんが、いつかジェフの監督になって、フクアリでその姿をサポーターの皆さまにお見せしたいとは思っています。 最後に13年間僕を支えてくれた全ての方に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

坂本は2000年に入団でしたが、Jリーグ出場を果たしたのは2001年から。ちょうど、ベルデニックさん頃ですね。

この頃既にジェフの試合は観てはいましたが、正直あまり記憶になくて、よく覚えているのはやはりオシムさんが監督になって以降です。

何しろ、このブログで坂本の名前が初めて出てきたのが2005年ですから・・・。

坂本の場合、両アウトサイドも出来たし、ボランチ、時にはセンターバックも勤めて、まさしくポリバレントな選手の象徴みたいなところがありました。

2007年に1度は新潟に移籍するものの、翌年にジェフに復帰。それ以降は、非常に苦しいシーズンの連続で、現役生活の最後をJ1でプレーさせられなかったのが残念ですね。

正直いうと、まだ引退するには早いかなという気もしていました。ただ、今年は出場試合数が9試合と激減。CBが本職の大岩がSBでレギュラーをとっていたときもあったし、左は武田と渡邉、右は大岩、ミリガン、峻希が出場を続けて出番が限られました。

ただ、ベンチにしろベンチ外にしろ、いざというときには坂本がいるってのは心強かったんですけどね。まだ、余力はあったとは思いますが、現役生活お疲れ様でした。

現役引退後もスタッフとしてジェフに残るそうです。既に、立さんや大さんもいて、ジェフOBが増えてきたなという感じがします。

将来、坂本隊長と大さんが、監督とヘッドコーチで、立さんがGKコーチでジェフを率いたらおもしろいですね。ベンチからあの甲高い声が響き渡るのを楽しみにしてます。