2012年 J1最終節、FC東京vsベガルタ仙台の試合を観戦しに味の素スタジアムまで行ってきた。
試合前
約半年ぶりの味スタ。FC東京の試合は昨年のJ2リーグ以来の観戦。ベガルタ仙台の試合は、今シーズン2度目の観戦となった。
14時半過ぎに味スタに到着。右回りにすすんでベガルタゴール裏付近は大混雑。前節で優勝を逃したものの、この試合は優勝がかかるはずの試合だった事もありゴール裏自由席はソールドアウト。かなり混み合っていた。
ゴール裏を通り抜けてU自由席での観戦。ベガルタ寄りの席に着席。到着した時間はまだ西日がさしてそれほど寒くはなかったが、日が落ちるのが早くて日陰になると一気に寒くなった。
試合経過
試合序盤は膠着した試合展開となるが、徐々にベガルタが攻めに出れるようになる。
だが、先制したのは東京。前半8分ロングボールからルーカスが抜け出し、ディフェンスに寄せられながらも、うまくGKを外したシュートで先制する。
反撃を狙うベガルタが攻勢に出る。ボールポゼッションではベガルタがこの時間帯は上回るがゴールが奪えない。
すると前半17分、東京にボールを繋がれて、最後はルーカスが中央でフリーになってしまい、落ち着いてシュートを決められた。東京が2-0とリードを広げる。
2点のリードを許したベガルタが再三攻め込むが、最後のところでうまくいかずに得点ならず。
ショートパスで繋ぐスタイルではないもののベガルタはボールを繋いで速い攻撃が多い。だが、東京に守られるとボールを回してもなかなかゴール前にボールを入れられない。
それでも前半35分、ウイルソンが右サイドを抜け出してクロス。これに赤嶺が合わせてベガルタが1点を返す。
その後もベガルタが攻勢に出てチャンスを作るものの得点は奪えず。2-1で前半を終える。
後半、開始早々の3分、ベガルタは赤嶺が抜け出してビッグチャンスとなるがシュートは枠を捉えきれず。決まったかに見えただけにもったいないシーンだった。
東京はその直後の4分にCKからチャン・ヒョンスが決めて3-1とリードを広げる。
ベガルタにとってはこの失点が響く事になった。
攻めるベガルタ、カウンターを狙う東京という図式になって、東京がカウンターからおもしろいように得点を積み重ねる事になった。
後半12分に渡邉千真、後半37分、後半ロスタイムにネマニャヴチ・チェヴィッチが連続得点。6-1と大量リードを奪われる。
大量のリードを許しながらもベガルタは果敢に攻めつづけた。後半ロスタイムの最後のワンプレーで抜けだした武藤がボレーシュートを決めて1点を返す。試合はこのままタイムアップ。
FC東京が6-2と大勝した。
戦評
前節に優勝を逃した事が心理面に影響があったのかはどうかはわからないが、守備力の高いはずのベガルタが大量失点での敗戦というのは驚いた。
もっとも、後半はベガルタが攻めにきていたので、FC東京のカウンターがはまったという事なので致し方ない部分はあるのだが。
前半で1点差にしており、後半早々の失点が響いた形になった。先に得点し同点に追いついていればゲームはどうなったかわからなかっただろう。
今季初の連敗。チーム最多失点タイ記録という残念な結果となったが、リーグ戦での準優勝は変わらない。終盤に失速したのは残念だったが、胸を張っていい成績だ。
ちなみに東京とはホームゲームで4-0で勝っており、2試合で6-6。アウェイゴールルールでベガルタに軍配となるというのは虫が良すぎるか!?
ベガルタの試合は、J2が日曜開催なので、土曜日の首都圏開催のゲームはもっと行けるかと思ったが、日産と味スタのゲームのみの観戦だった。
来年はタイミングが合えば、土曜日にユアスタ、日曜にNDスタというのが出来ればいいのだが、どうなる事か・・・。