タイで行われている2012フットサルW杯 決勝トーナメント進出1回戦 ウクライナvs日本の試合を録画観戦しました。
試合経過
日本は、ちょっとしたミスからカウンターを許して、序盤から連続失点。さらに、9分、12分にも失点を許して苦しい展開。
ちょっと、全体的に細かいミスが多くて、カウンターが得意なウクライナ相手にリズムが掴めないままの大量失点となってしまった。
さらに、稲葉がレッドカードで退場となり、1人少なくなっている間にも失点。その後も1失点し、前半だけで大量6点をリードされる苦しい展開となった。
後半、反撃を狙う日本は、パワープレーを再三仕掛けて、ウクライナゴールを狙う。
日本がボールを回してチャンスを伺う展開で、徐々にウクライナの選手にも疲れが見え始める。
後半8分、小暮のシュートを森岡が胸でコースを変えて1点を返すと。さらに10分には、森岡がサイドから強烈なシュートで2点目。
これで勢いづいた日本は、11分に北原が1点を追加。3点差にまで迫る。
その後も、再三のチャンスを作った日本だったが、相手GKも当たってきてゴールが奪えず。
結局、3点差を縮められずにタイムアップ。6-3で敗戦となった。
戦評
前半の出来が全てだったでしょうね。パワープレーもからめて、2,3点差なら返せるだけの力はあっただけに6失点はもったいなかった。
なんと言っても、初めての決勝トーナメント進出で、体力的な消耗も大きかったのかなという感じでした。
ブラジル、ポルトガル相手にギリギリの戦いをした後というのもあったと思います。
今回の大会はこれまで以上に注目を浴びた大会だったし、その中でベスト16に進出したのは大きかったかなと。
グループリーグ、死のグループを突破した所で、力及ばずといったところだが、日本にとってはいい経験になったと思う。
競技人口自体は増えてきているフットサルだが、なかなかテレビで観るチャンスもないので、これを機会に少しでも多くの人が見てくれるようになればいいかなと思います。