トップチームはアウェイ徳島という事で、フクアリまで、ジェフユナイテッド市原・千葉vsアルビレックス新潟レディースの試合を観戦してきました。
試合前
12時過ぎに会場入り、ピッチ練習も終わるくらいの時間でした。
ジェフのトップチームはJ1昇格に向けてアウェイで徳島と対戦。しかも、試合時間が30分後くらいで、ほとんど被ってしまうので現地組のほかスカパー観戦組も観には来てないだろうという事で、フクアリ開催ではあるが観客は少なめ。
試合経過
なでしこリーグはこの試合で終了。試合前の時点で、ジェフは7位だが、この試合に勝てば順位が上がる可能性がある状況。ホームフクアリでの勝利を狙う。
序盤から、ジェフレディースが、積極的にしかける展開となる。この勢いに、アルビレディースは受け身になる展開になる。
INACやベレーザとの対戦だと、萎縮してかロングボールを放り込むような展開になりがちだが、自陣から繋いで最終的に裏を狙うような展開に持ち込めている。
攻めこむ回数は多いものの、決定機を生かしきれず。なかなかゴールが奪えない展開。
アルビレディースも徐々に反撃を開始。決定機こそ作られてはいなかったが、押し戻される展開となる。
結局、前半は0-0で折り返す。
後半頭、アルビレディースが攻勢に出て主導権が奪えない状況だったが、ジェフレディースも反撃。
後半9分、ジェフレディースは遠目の位置からのFK。細川元代が蹴ったボールを櫻本尚子がバックヘッドでGKの頭上を越すシュート。これがこのままゴールに吸い込まれて、ジェフレディースが先制する。
選手交代も含めて、アルビレディースが反撃に出るが、試合は五分五分の展開となる。
追加点を狙って突き放したいジェフレディースだったが、中々得点が奪えない時間が続く。
そんな中、後半29分。またもハーフライン付近からのFK。細川元代の蹴ったボールを今度は小川志保が頭で合わせる。同じような形でゴールを奪い、2-0とする。
その後、アルビレディースの反撃もあったが、なんとか凌ぎきる。最後まで、積極的な試合運びを展開したジェフレディースがこのまま2-0で逃げ切る事に成功する。
戦評
今季、INAC,伊賀、ベレーザ戦を見たが、一番いい試合内容だったかなという気がする。
ゴール前でいいところまで持ち込めているシーンは多いのだが、シュートの精度が今ひとつ。結果的に、FKからの2得点に終わったが、可能性を感じさせるゲームだった。
最終順位は6位。ここ2年は7位どまりだったので、一つ順位を上げる形になった。これはこれで喜ばしい事ではあるが、上位チームには勝てていない状況は変わっていない。INAC,ベレーザ、湯郷、レッズLの4チームに対しては今季1分7敗だ。その他のチームに対しては、6勝3分1敗という事で、今以上の順位を目指すならばトップ4に勝てるようにならないといけない。
今季最終戦という事もあり、試合後にセレモニーがあった。キャプテンの清水由佳の挨拶があった。
▼公式記録