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2012年 J2 第40節 モンテディオ山形vsジェフユナイテッド市原・千葉 引導を渡す【J特】

モンテディオ山形vsジェフユナイテッド市原・千葉

NDソフトスタジアム山形で、モンテディオ山形vsジェフユナイテッド市原・千葉の試合観戦でした。

試合前

NDソフトスタジアムは初来場。メインスタンドのゴール裏に近いエリアだったが、やはり陸上競技場という事もありピッチが遠く感じる。平塚も陸上競技場ではあったが、これよりはピッチが近く感じた気がする。

アウェイゴール裏、空席も多かったが、この天候で遠方での試合、平塚と同じようにはいかないが、かなりジェフサポも集まっていた。(800人程という話。)

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NDソフトスタジアム山形

試合経過

ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智と竹内、右SBに峻希、左SBに渡邊、ボランチに勇人と健太郎、右SHに米倉、左SHに谷澤、トップ下に大塚、トップに藤田という布陣。

出場停止の兵働のところに大塚。荒田ではなく、怪我明けの藤田を使ってきた。

試合前の記念写真を撮るジェフの選手たち

ジェフユナイテッド市原・千葉 2012年 J2第40節 vsモンテディオ山形 先発フォーメーション
18.藤田
32.大塚
39.谷澤 11.米倉
16.佐藤健 7.佐藤勇
27.渡邊 33.高橋
5.山口智 3.竹内
1.岡本

前半は、山形がペースを握る展開となった。ジェフは少し慎重な立ち上がりだった事もあって、受け身にまわってしまった格好になる。

中盤でなかなかパスが繋がらず、すぐに相手ボールにしてしまっていた事もあり、山形に再三攻撃を許すことになる。

判断ミスのパスと、トラップがうまく収まらない技術的なミスの両方があって、攻撃のギアがかからない状態。湘南戦では、なんとか後方で回す事が出来たが、山形の勢いもありゆっくり回せる状況でもなかった。

前半も30分近くになって、単発でチャンスを作れるようにはなったが、ジェフのペースとはならず。

山形の攻撃は、なんとかうまくしのげていた事もあり、無失点。前半は、0-0で折り返した。

後半の立ち上がり、ジェフが攻勢に出る。前への勢いを強めてきた感じで、リズムが出てくる。

後半5分、ジェフのCK。谷澤のボールに竹内がドンピシャで合わせて、ジェフが先制する。

竹内のゴールの直後

1点をリードした事で、山形が逆襲に出るがジェフが落ち着いて守っている。

前半ほど、パスミスは多くなくなったが、山形を押し返せる程のペースにはならず。

山形に押される展開からのカウンター気味の攻撃が多くなるが、自陣からの攻撃でなかなか人数が割けない。

CKなどのチャンスはあったが追加点は奪えず。

後半30分近くになると、ジェフがボールを回せるようになり、ゴール前まで迫る回数が増えてきた。

後半29分、足がつっていた大塚に代えて荒田を投入。藤田と2トップになる。

何度か裏を狙うパスがあったが、オフサイドになってしまう。

後半34分、藤田のスルーパスから、荒田と米倉が抜け出す。荒田がGKと1対1のシュートを防がれてしまいゴールならず。

山形の反撃もあったが、岡本のファインセーブでなんとか凌ぎきる。

逆に、パスカットからジェフの攻撃。後半43分、左サイドの渡邊からのグラウンダーのクロスに荒田が飛び込んでゴール。ジェフが2点目を奪って、試合を決定づける。

荒田のゴールの直後

健太郎に代えて山口慶を投入。さらに、ロスタイムには米倉に代えて大岩を投入。峻希を1列前に出して、大岩が左SBに入った。

ロスタイムは、山形の反撃に防戦一方となってしまうが、最後までゴールを許さず。5分のロスタイムを凌ぎ切って2-0の勝利となった。

ジェフユナイテッド市原・千葉 2012年 J2第40節 vsモンテディオ山形試合終了時フォーメーション
14.荒田 18.藤田
39.谷澤 33.高橋
7.佐藤勇 13.山口慶
27.渡邊 29.大岩
5.山口智 3.竹内
1.岡本

戦評

試合全体を通せば、山形の時間帯のほうが長かったかもしれない。特に前半は、ジェフのチャンスはほとんどなく苦しい展開だった。

ただ、前節の湘南戦と違い無失点で切り抜けた事で、後半頭のゴールが効いた。

前半から、攻めつづけていた山形からすれば、セットプレーの1発でやられたのは痛かっただろう。

出来れば1点をリードしている展開を有利に使いたかったところだが、カウンター気味の展開になりがちなせいもあって攻め急いでしまう場面が多かった。

結局、味方の攻め上がりが遅く、速攻にならない事もあり、もう少しボールを動かしてうまく時間を使いたかった。

荒田が入って、裏を狙う意識が強くなってチャンスが出来ていたが、2点目もそういう形。後半、ほとんど攻め上がらなかった渡邊がいいクロスをいれたところに荒田がうまく合わせた。

セットプレーとカウンターで効率良く得点をうばっての2得点。アウェイとしては理想的な展開だった。まぁ、こういう展開なら、もう少し楽に勝ててもいいのだが、実際はヒヤヒヤものの勝利だった印象だ。

これで、山形は自動昇格件の2位以内が消滅。ジェフとの勝ち点差も5となり、プレーオフ進出も厳しくなった。おそらくは、この試合に勝つか負けるか、お互いに大きな意味のある試合だった。ジェフの勝利で、結果的に山形に引導を渡す事になった。

この後の試合で、湘南、大分、横浜FCも勝利した事で、ジェフの順位は変わらず。京都が負けて、勝ち点差は縮まったが、残り2試合で勝ち点差4あり、自動昇格件の2位以内は少々厳しいところ。

ただ、次節勝てば、プレーオフ進出は確実になるだろう。後は、4位以内に入って第1戦をホームで迎えられればいいのだが。

[追記]
テレビ観戦していた方は、山形で大雨の試合だったので現地観戦者が寒そうなイメージだったようだが、おそらくほとんどの人は雨対策と防寒をしっかりしていたようなので、見た目ほどの寒さはなかったと思われます。
風があまり吹かなかったというのも大きかったと思います。多少、雨で濡れても風に当たるか当たらないかでは随分と違うので。
もちろん、全身ずぶ濡れの選手たちは寒かったとは思いますが。

試合中の13時~15時くらいは、13℃~14℃程度の気温なので、千葉でも朝方は10℃近くまで気温が下がる事を考えれば、想定内の寒さだったと思います。

10/28の山形県村山地方の気温

メインスタンドで挨拶をする選手たち

選手評価
GK 岡本 6.5
DF 竹内 7.0
DF 山口智 6.5
DF 渡邊 6.0
DF 高橋 5.5
DF 大岩 -
MF 勇人 6.0
MF 健太郎 6.5
MF 山口慶 -
MF 谷澤 6.0
MF 米倉 5.5
MF 大塚 6.0
FW 荒田 6.5
FW 藤田 5.5

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