いよいよ、J2リーグは残り2節となってきました。

現在、2位京都サンガF.C.～9位栃木SCまでJ1昇格の可能性が残されています。とはいえ、J2プレーオフ圏の6位ジェフと7位ヴェルディの勝ち点差は3で、得失点差もある事から、プレーオフ進出は、京都～千葉のうちの4チーム。2位の自動昇格圏に京都が残れるかといったところでしょう。

上位クラブが自動昇格、昇格プレーオフ圏内を目指して戦う一方で、下位1クラブにはJFL降格の可能性もある今季のJ2。 ラスト3戦となり、昇格争いもいよいよ大詰め。連勝で一気に前進した京都は、今節、他会場の結果次第（※）で自動昇格圏の2位が確定する。 クライマックスを迎えたJ2から、今週末も目が離せない！

J1昇格プレーオフ

J1昇格プレーオフの概要はシーズン前に発表になってますが、日程が一部変更になっています。

▼２０１２Ｊリーグ Ｊ１昇格プレーオフ大会概要
▼２０１２Ｊリーグ Ｊ１昇格プレーオフ決勝およびＪ２／ＪＦＬ入れ替え戦第１戦の日程変更のお知らせ

J1プレーオフ準決勝は、11/18(日)に開催されます。リーグ戦の3位vs6位、4位vs5位のチームがそれぞれ対戦。3位、4位のチームのホームでっ戦います。

2位京都から6位ジェフまでの今季の対戦成績を振り返ってみたいと思います。

京都サンガF.C.
vs湘南 H 1-2 A 1-2
vs大分 H 1-2 A 0-2
vs横浜C H  2-1 A 1-2
vs千葉 H 2-0 A 2-3
2勝6敗

湘南ベルマーレ
vs京都 H  2-1 A 2-1
vs大分 H 1-1 A 4-1
vs横浜C H 3-2 A 0-1
vs千葉 H 1-1 A 1-1
4勝3分1敗

大分トリニータ
vs京都 H 2-0 A 2-1
vs湘南 H 1-4 A 1-1
vs横浜C H  1-2  A 1-0
vs千葉 H 0-2  A 2-1
4勝1分3敗

横浜FC
vs京都 H 2-1 A 1-2
vs湘南 H 1-0 A 2-3
vs大分 H  0-1 A 2-1
vs千葉 H 0-1 A 0-3
3勝5敗

ジェフユナイテッド市原・千葉
vs京都 H 3-2 A 0-2
vs湘南 H 1-1 A 1-1
vs大分 H 1-2 A 2-0
vs横浜C H  3-0 A 1-0
4勝2分2敗

既に、直接対決は終わっていて、残り2試合での勝ち点の奪い合いはないという事になります。

割りと直接対決では均衡してますが、京都は大きく負け越しています。横浜FCも序盤戦で調子が上がらなかった影響もあるが、大きく負け越しています。

同一カード2連勝は、湘南が京都に、大分も京都に、千葉は横浜FCそれぞれ達成しています。

2戦して1勝も上げられなかったカードは、京都が、湘南、大分に、湘南は千葉に、大分は湘南に、千葉は湘南にそれぞれ1勝も上げてません。

それぞれ、大きな実力差があるわけではないので、一発勝負では関係ないのかもしれないが、それぞれの対戦相手にいい感触や悪い感触があるでしょうね。京都は出来ればプレーオフには回りたくないと思います。

ジェフサイドから立ってみると、大分や横浜FCは比較的相性がいい相手だと思います。湘南は、今シーズンの2戦を見ても中盤で潰し合うような試合になっています。さらに、ホームチームが先制、アウェイチームが追いつくという試合展開でした。後半、リードしている側もうかうか出来ない状況です。どちらが勝ち上がるにしろ、消耗度を考えれば準決勝では当たりたくない相手です。

京都は、アウェイでの対戦ではチームの習熟度の差が出た試合だったと思います。ホームでは、相手の良さを殺す戦い方で勝利はしたものの2失点をしており、やりづらい相手だなという感じです。

J2残留争い

今季は、J2も降格チームがあり、残留争いも熾烈になってきました。

残り2節の状況で、最下位の町田と21位の岐阜の勝ち点差は3。前節、直接対決で町田が勝利して勝ち点差が縮まりました。得失点差は3で、町田は連勝すれば最下位脱出の可能性はありえます。

19位カターレ富山、20位ガイナーレ鳥取も、連敗すれば最下位という可能性はあります。鳥取は得失点差で大きく遅れを取っているだけに、勝ち点1でも積み重ねておきたいところでしょう。

JFLの方は、Vファーレン長崎が現在首位。3試合を残して、2位長野とは勝ち点差5です。このままいけば自動昇格ですが、2位に落ちた場合は、J2最下位のチームと入れ替え戦となります。