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U-20女子W杯 U-20日本女子vsU-20ニュージーランド女子 躍動するヤングなでしこ

U-20女子W杯グループリーグ

宮城スタジアムでのU-20女子W杯観戦。第2試合は、U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)vsU-20ニュージーランド女子代表の試合です。

両チームとも第1戦で勝利していて、この試合に勝てば決勝トーナメント進出が決まる試合。

試合経過

日本の先発は、GKに池田、CBに土光と木下、右SBに高木、左SBに浜田、ボランチに猶本と藤田、右SHに横山、左SHに仲田、トップ下に田中陽子、1トップに道上という布陣。

試合前の整列をする両チームの選手たち

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立ち上がりから日本がペースを握る展開に。左サイドから仲田が立て続けにしかける。

CKのチャンスもあり、押し気味に試合を進める。

だが、前半10分のニュージーランドのCK。逆サイドにこぼれたボールを折り返されてシュートを打たれるがこれはブロック。しかしこぼれ球を仲田がクリアしきれずに、当たりそこねのボールはそのままゴールに吸い込まれる。日本のOWN GOALでニュージーランドが先制する。

さらに、ニュージーランドが日本の左サイドを突破。中央で待ち構えていたホワイトがトラップしてからの反転シュート。これがゴール右隅に決まる。ニュージーランドが2点をリードする展開となる。

日本のCKのチャンス

リードを許した日本だが、それでも果敢に攻め続ける。道上のミドルシュートや、横山のクロスから仲田が合わせるがゴールならず。

前半28分、やや精彩を欠いていた仲田に代えて西川を投入する。西川が右SHに入って、横山が左に回る。

1点を返してボールをセンターサークルに持っていく

前半36分、西川が右サイドでしかけて折り返したボールは田中陽子に届かず。ニュージーランドDFがひろうが、田中陽子がそのままチェックにいって奪う。これをシュートに持込み、ゴール。日本が1点を返す。

ここから、田中陽子が立て続けにFKをもらってチャンスになるが、シュートは枠を捉えきれず。

前半ロスタイムには、田中陽子のミドルシュートがバーに当たった跳ね返りを道上が狙うが枠には飛ばず。

前半は1-2で折り返す。

後半の頭から日本が攻勢に出る。右サイドから高木と西川のコンビでどんどん攻めこむ。

さらには、横山のシュートも、枠を捉えきれず。

後半9分、横山に代えて柴田が投入される。柴田がトップ下に入って、田中陽子が左SHに回る。

日本は、サイドからボールを入れたり、ミドルシュートを狙ったりと多彩な攻撃を見せるが、なかなかゴールが割れない。

後半24分、道上が落としたボールに右サイドから西川がミドルで狙うが相手がCKに逃げる。

このCK、田中陽子のボールに道上がヘディングで合わせてゴール。日本が同点に追いつく。

日本のFKのチャンス

さらに、勢いにのる日本が攻めたてる。後半34分には、右サイドから入ったボールが田中陽子に入る。シュートモーションからの切り返しで相手DFを置き去りにしての左足シュートだったが、強いボールがけれずGKがキャッチ。

後半31分、藤田に代えて田中美南が投入される。田中陽子がボランチに入って、右SHに田中美南、左SHに西川が入る。

田中美南が右サイドからどんどんしかける。道上のミドルシュートもあったが枠を捉えられず。

右サイドからの田中陽子のFKは、GK正面になってしまう。日本が怒涛の攻めをみせるが、最後までゴールは奪えず。

試合は、このまま2-2の同点で終える。

試合終了後の握手をする両チームの選手たち

戦評

メキシコ戦同様、主導権を握って多彩な攻めをみせてくれたヤングなでしこ。ただ、序盤に連続失点してしまったのは大きな反省材料。

なんとか、同点にまでは追いつく事が出来たが、結局逆転ゴールまでは上げられずじまいだった。

とはいえ、最初は意気消沈していた感じもあったが、力強い攻めをみせてくれた。何度もニュージーランドに跳ね返されながらも、サイドをつき、ミドルシュートを狙い、ドリブルでしかけてゴールを狙う姿は圧巻だった。

ちょっとするとドリブルでしかけ過ぎで、ボールを持つ時間が長くなりがちだが、一人ひとりがドリブルで仕掛けられるので、チームとしては織り込み済みなのだろう。もう少し、球離れを早くしてという場面もあったが、これだけしかけられれば相手も嫌だろう。

シュート数の割には2点しか入れられなかったので、決定力という面ではまだまだ課題が残るが、あれだけチャンスを作れれば点は入るだろう。

メキシコ戦では後半ロスタイムにゴールを入れられたし、時間帯によるゲームコントロールがまだまだ出来ていないというのもあるし、ここぞというときに守り切るという事がまだ出来ない。

ただ、長所である攻撃力はどんどん生かしてほしいと思うし、多少の危うさもまた魅力だと思う。今のスタイルのサッカーでどれだけ上まで勝ち上がれるか見てみたいところだ。

バックスタンドに挨拶にきた選手たち

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