習志野市秋津サッカー場まで、なでしこリーグのジェフユナイテッド市原・千葉レディースvs伊賀くノ一FCの試合を観戦してきました。

試合前

無料試合という事もあり、家族連れなどで非常に賑わってました。秋津サッカー場のキャパを考えれば、人数はそれほど多くないのかもしれないが、かなり人は入ってました。

もっとも、客席の声(野次も含めて)がピッチ上にまで駄々漏れで、のどかといっていいのか、選手はやりづらさもあるかもと思ったりしてました。

まだ、お昼ごはんを採ってなかったので、途中でお弁当を買って食べてました。焼きそばとかは売ってるのだが、あまりこれといったものも売ってないだろうと思っていたので、正解でした。

試合経過

試合の方だが、ジェフのGKには山根恵里菜が初めて先発で起用された。女子で180cmを超える長身GKだ。

細川元代は、SBではなくSHとして起用された。

試合は、伊賀がペースを握る展開になる。なんとか、ボールを展開したジェフだったが、なかなかボールが前線で収まらず。相手に主導権を渡してしまう。

それでも、相手の攻撃はしのいでいただけに、どこかでペースアップしたいところだった。

だが、ここまで無失点で切り抜けていたが、ロスタイム直前に相手の突破を止めきれずにPKを与えてしまう。

これを決められて、伊賀が先制。このまま前半を終える。

後半頭から、清水由香を投入。

清水の裏を狙う動きで活路を見出したいところだったが、再三オフサイドにかかってしまう。

この日は、審判の判定にも苦しめられて、なかなかリズムに乗れないジェフレディース。

ようやく、後半20分を回って、徐々に攻撃にリズムが出る。

後半37分、これまで裏への飛び出しはずっとオフサイドにひっかかっていたが、ようやく裏へ抜け出す事に成功する。
保坂が抜けだして、相手DFを振り切りGKを外して冷静にゴールに流し込んだ。

これで勢いづいたジェフだった、勝ち越し点は上げられず。結局、1-1の引き分けに終わった。

戦評

順位的にも下の相手だったたけに、もう少し主導権を握る試合が出来ると思ったが、苦しんだ試合だった。

攻撃に関しても、ロングボールでなんとか、裏をとれればという感じで、繋いでゲームを作るという感じには出来なかった。

それでも、最後なんとか追いついて同点に追いついたのはよかった。前節、下位の大阪高槻に敗れて、これ以上下位相手に連敗は許されないところだったので、負けなくてよかったなという試合。

男子のトップチームも下位相手に1点先行されてというゲームだっただけに、なおさら同じ手続を踏まなくてよかったという気がする。

この日、ジェフレディースでは初先発となった長身GK山根恵里菜。さすがに、俊敏性というところでは、どうかな!?という感じもあったが、さすがにハイボールは強い。高めのクロスは守備範囲になってしまうので、ありがたい。女子の場合は、ゴールマウスの上はGKも届かない事があったりするが、彼女の場合は楽に届く高さ。スピードのあるボールでなければ、上を抜くのは難しいだろう。いますぐ、代表でってのは無理かもしれないが、あのサイズはちょっと面白い存在になりそうだ。

▼公式記録