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ロンドン五輪アジア最終予選 U-23日本vsU-23バーレーン 安堵の予選突破

ロンドン五輪 アジア最終予選

ロンドン五輪アジア最終予選のU-23日本代表vsU-23バーレーン代表の試合を観戦しに、国立競技場まで行ってきました。

試合前

19時頃に到着し、アウェイ方面のバックスタンド上段付近へ。まだ、この辺は席がガラガラだった。

ホーム側は、大分埋まっているようだったが、平日開催という事もあり、まだ人が入りきってないようだった。

U-23だが、男子の日本代表の試合を生観戦するのは久しぶり。オシムさんが監督に就任した初戦のトリニダードトバゴ戦以来だ。

食事を採りながら、試合を待っていたら、かなり観客席も埋まってきた。気がついたら、バックスタンドの上段席も解放されていた。

日の丸の旗を配っていたらしくて、あちこちで振られていた。ホーム側のゴール裏も、ジャパンブルーよりも、日の丸で白っぽい感じになっていた。

しばらくして、いよいよ選手入場。気がついたら大旗がバックスタンド側のトラックに並んで振られていた。

ちなみに、試合前にはゴール裏に戻っていたが。

大旗がトラックに。

ホームよりに日の丸のビッグフラッグ

日の丸

アウェイよりにはビッグジャージが登場。

真下にはビッグジャージ

いよいよ試合開始が間近となった。

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試合経過

日本の先発は、GKに権田、CBに鈴木と濱田、右SBに酒井、左SBに比嘉、ボランチに扇原と山口、右SHに清武、左SHに原口、トップ下に東、トップに大津という布陣だった。

U-23日本代表 (ロンドン五輪アジア最終予選 vsバーレーン代表 先発フォーメーション)
7.大津
14.原口 17.清武
10.東
16.山口 3.扇原
5.比嘉 4.酒井宏
12.濱田 13.鈴木
1.権田

試合は、まず日本がペースを握る。日本がボールを保持して、しかけるという展開になる。

両サイドの裏を狙おうという意図はあったようだが、なかなかうまくいかない。バーレーンは中央を固めていたが、空いたスペースを使ってくるのは折込済みだったようで、チェックが速い。

前半20分には、ようやく右サイドを酒井が突破。相手に寄せられるが、中に持込み折り返すが、大津のトラップは大きくなり相手にに当たる。こぼれ球に東も反応しきれずチャンスになりきれない。

日本のCKのチャンス

攻めてはいるが、なかなか決定機がつくれず。バーレーンは前からプレッシャーをこない事で、ボールは回っても崩す事が出来ない。

空いてるサイドを単純に使っても、チャンスにはならず。左サイドは、比嘉のところでいいクロスが入らないのが厳しい。

バーレーンも流れの中ではチャンスを作れなかったが、CKから日本のピンチ。なんとか、ゴールは割らせなかったが危ない場面だった。

結局、前半は得点が奪えず0-0で折り返す。

後半、大きく流れは変わらないものの、日本のリズムがよくなってきた。

ここで、地震があって国立も震度3の揺れだったが、試合はそのまま続行。地震は、大型ビジョンでも逐一情報が入っていて、問題はなかった。

地震に怯んだわけではないだろうが、日本がチャンスを掴む。後半10分、比嘉からのパスを受けた原口が左サイドを突破して、中央に折り返す。これを、扇原が利き足とは逆の右足でシュート。うまく、ヒットして、いいコースに飛びゴールに吸い込まれる。

日本が欲しかった先制点を上げる。

さらに、後半14分には、左サイドから東が中央に折り返す。大津が潰れてボールは抜けてしまうが、大外から走りこんでいた清武が思い切りの良いシュート。これが、左サイドネットに突き刺さる豪快なゴールとなり、2-0と突き放す。

攻めこむ日本

これで、ぐっと流れを引き寄せた日本が、攻勢に出る。前半以上にバーレーンを圧倒するが、ゴールにはいたらない。

後半31分、清武に代えて永井を投入。交替直後に、永井が抜け出しチャンスになりかかるが、トラップが流れてしまう。

後半37分、大津に代えて斎藤が投入される。永井がトップに入って、斎藤が右サイドへ回る。

終盤には、扇原に代えて山村を投入。

3分のアディショナルタイムも、切り抜けて2-0で勝利。5大会連続のオリンピック出場を決めた。

U-23日本代表 (ロンドン五輪アジア最終予選 vsバーレーン代表 試合終了時フォーメーション)
11.永井
14.原口 15.斉藤
10.東
16.山口 8.山村
5.比嘉 4.酒井宏
12.濱田 13.鈴木
1.権田

試合が終わり歓喜の輪が出来る。そして、関塚監督からの挨拶があり、選手からは水をかけられてお祝い。

赤いユニフォームを着ているなと思ったら、どうやらオリンピック本大会用のユニフォーム。アウェイ用の赤のユニフォームのお披露目だった。

試合終了後の歓喜

選評

後半、持ちなおして、結果的にはバーレーンに快勝だった。

ただ、内容的には必ずしも褒められる内容ではなかった。特に、前半は特に怖さもなかったバーレーン相手に攻めあぐねる。

ボールを引き出す動きが少なく単調な攻めになってしまった。また、山口がDFラインに下がってしまっていたため、どうしても前と距離が大きくなってしまっていた。

扇原のところでタメが作れればよかったのだが、パスを速く回そうという意識が強すぎたのか、落ち着かなかった。

シリアを破っていたとはいえ、この日のバーレーンの出来は悪かった。ときおり、ロングボールの処理を誤ってチャンスになりかけるシーンもあり、付け入る好きはあったと思う。

前の4人だけでも、攻撃が出来てしまうので大きく問題にはならなかったが、もうちょっと上のレベルの相手とやったときに、どこまでやれるのかは不安が残る。

とはいえ、終わってみれば最終予選を5勝1敗で突破。これは、他のグループと比べても最高の勝ち点。ただ、韓国にしてもUAEにしても1敗もしていないのだが・・・。

今回の予選では、オーストラリアもサウジアラビアもグループ最下位という波乱があり、プレーオフにはシリア、ウズベキスタン、オマーンが進出。まぁ、やはりプレーオフに回らなくてよかったかなと。

兎にも角にも、晴れてロンドン五輪出場が決定というところで安堵した。

メンバー選考うんぬんは、この世代はいい選手がまだまだたくさんいるので、これからの楽しみにしておこうと思う。

選手評価
GK 権田 6.5
DF 鈴木 6.0
DF 濱田 6.0
DF 比嘉 5.5
DF 酒井 6.5
MF 山口 6.0
MF 扇原 6.5
MF 山村 -
MF 東 6.0
MF 清武 7.0
FW 原口 6.5
FW 大津 6.0
FW 永井 5.5
FW 斎藤 -

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