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2011年 J2 第32節 栃木SCvsジェフ千葉 兆し【J特】

栃木県の栃木県グリーンスタジアムまで栃木SCvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合を観戦してきました。

今回は、上野から宇都宮までの行き帰り普通グリーン車で移動しました。
あの距離だと、グリーン車両の方が快適です。

12時20分発の宇都宮線で、14時過ぎに宇都宮に到着。
東口のシャトルバス乗り場で、シャトルバスに乗車。このシャトルバス、路線バスじゃなくって、観光バスなんだなー。ま、灰皿とかあるから、少し旧式なのかもしれない。

グリーンスタジアムまで、30分とかからずに到着。待機列は席種に関係なく、アウェイサポは同じ列に並ぶようだ。しかも、結構な山ん中。幸い、自分は蚊に刺されたりはしなかったけど、ミミズが出たり、ペシャンコになったマムシがいたりしましたよw

長い行列を待ってようやくスタジアム内に入場。メイン側のS席だったので、入場口からは少々離れているけど、さっさと席を確保して、スタグル目指しました。

やっぱり、グリスタきたらこれでしょう。って事で、餃子列に並んだ。割と早めに並んだけど、結構時間かかった。1皿4個で200円。良心的な値段です。1皿買ったけど、2皿でもよかったかも。

熱々を頂けばよかったんだけど、この後焼き鳥列に並んでたので、熱々ではなくなってしまった。それでも、おいしかったけど。

餃子

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ドワイト監督解任直後って事で注目度も高く、ジェフサポ率は半分近いんじゃないかというほど集まりました。2千人くらいは軽く来てたのでは?!

試合直前のジェフゴール裏

気がついたら薄暗くなって、試合開始の時間になってました。
ジェフの先発は、GKに岡本、CBに竹内と良太、右SBに山口、左SBに渡邊、アンカーに勇人、CMFに大介と村井、右WGに深井、左WGに米倉、トップに久保という布陣でした。

中盤の陣形がこれまでと変わってます。勇人がアンカーの位置に入った、逆三角形になりました。

試合前の整列をする両チームの選手たち

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第32節 vs栃木SC 先発フォーメーション)
 22.久保 
11.米倉9.深井
19.村井20.伊藤
 7.佐藤勇 
27.渡邊13.山口
4.青木(良)3.竹内
 1.岡本 

試合の方ですが、先週のフクアリでの草津戦に比べると、前線からアグレッシブにプレッシャーをかけるようになったかなという印象です。

それと、中盤でボールを持ってサイドに展開するのが随分とよくなりました。
村井が中盤に入って、ボールが持てるようになったのは大きいです。

特に左サイドは渡邊がよくオーバーラップして上がっていってたので、米倉とのコンビでいい攻撃になっていたと思います。

深井は、右サイドに張るというよりか、中に入って久保をサポートする感じでもあったと思います。

勇人がアンカーに入った事で、サイドバックが上がった裏をCBがスライドして守るような感じで、勇人が下がってCBの位置に入ってました。

ただ、チャンスはあったものの、シュートまで持ち込めるケースが少なかった。
その、少ないチャンスも決められず時間が過ぎていった。

前半、最大のチャンスは、久保が前線からのプレスでボールを奪って抜けだしたシーンだろう。あれ、あのまま行ったらGKと1対1で、レッドカードでもおかしくなかった場面だ。
このFKを蹴った、勇人の無回転シュート。逆サイドから見るとすごい曲がってた。
曲がりすぎて、枠を外したかと思ったけど、相手に当たってCKにつながった。

前半は、得点が入らずに0-0。全体的には好印象。あとは、得点を取るだけ。

前半も同じような展開ではあったが、栃木にも何回か決定的チャンスを作られて危ない場面があった。

試合中の選手たち

アグレッシブにはいってるが、ボールを取りきれないで、ラインを下げさせられる事も多いし、まだまだパスミスも多い。
特に後半は、久保に入るロングボールがまったく拾えずに、チャンスが作りずらくなった。

なんとか、サイドで粘って、CKを得るのが精一杯。たのみのセットプレーも、栃木が集中力を切らさず、先にボールを触られる事が多い。

米倉に代えて太田を投入したものの、太田の突破力をいかせず。太田が比較的フリーでいる場面でもなかなかボールが出なくて、ボールが入ったときには詰められていて苦しい状況になってしまった。

久保もサイドに流れてボールを受ける事が多くて、なかなか良さが出せなかった印象。

なにより、残り2人の交代枠を使わないままで試合を終えてしまった。

栃木にもチャンスがあり、先に1点を取った方が勝ちという状況だったが、得点は共に生まれず。
監督交代後の初戦は0-0のドローに終わった。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第32節 vs栃木SC 試合終了時フォーメーション)
 22.久保 
9.深井14.太田
19.村井20.伊藤
 7.佐藤勇 
27.渡邊13.山口
4.青木(良)3.竹内
 1.岡本 

試合終了後にゴール裏に挨拶をする選手たち

とりあえず、監督交代の劇薬の効果が見れたのはよかったと思う。
それでも、勝ち点3を取りたかったなというのが正直なところ。
この後の、鳥栖、徳島との連戦にむけて勢いもつけたかったし。

後は、ここのところの得点力不足が解消されそうにないのが一番の不安だろう。
次節は深井も出場停止で、苦しい台所事情。こうなると、久保を始めとして、孝太や、復帰した林に発奮してもらいたいところですね。ここからの残り試合で活躍してヒーローになってもらいたい。

次節は、本来4月に行われる予定だったアウェイ鳥栖戦。ホームでは2点差を追いつかれてドローに終わってしまっただけに、決着をつけたい。
週末には徳島戦。徳島には昨年からずっと勝ててないので、何としても勝ちたい。昨年はJ1に昇格した上位勢に全然勝てなかったので、徳島に勝てないようだと昇格は難しいだろうし。
それに、なにしろ現在3位で、直接対決で勝てばいっきに追い抜くチャンスなわけだし。この2連戦で最低でも勝ち点4出来れば勝ち点6が欲しい。
単純に勝ち点を伸ばすってのもあるけど、負けると一気に苦しくなる。徳島戦を終えて残り5試合で3位と勝ち点差6以上開いてしまうと、逆転するのが難しくなってしまうというのもある。最悪でも今と同じ勝ち点差4をキープ。出来れば、勝ち点差3以内に追いつきたいという事で、1勝1分けか、2連勝が望ましいと思うのです。

ちなみに、11月からの5試合は、ホームが2試合(鳥取、水戸)で、アウェイはお得意さまの大分と、味スタ2連戦です。味スタでの試合は必ずしも悪く無いと思います。これを考えても、鳥栖、徳島との2連戦がすごく重要になりそうです。

選手評価
GK 岡本 6.5
DF 竹内 6.0
DF 良太 6.0
DF 山口 5.5
DF 渡邊 6.5
MF 勇人 6.5
MF 大介 6.5
MF 村井 6.5
MF 太田 5.5
FW 深井 6.0
FW 久保 6.0

監督 神戸 5.5

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