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キリンカップ2011 日本vsチェコ

キリンカップ2011 日本の第2戦 チェコ戦を録画して観ました。

日本は、ペルー戦と同じく3-4-3の布陣だが、今回の招集メンバーではベストメンバーとなった。
GKに川島、CBに伊野波、今野、吉田,右SHに内田、左SHに長友、ボランチに遠藤と長谷部、右WGに本田、左WGに岡崎、トップに李という布陣。

日本代表 (キリンカップ2011 vsチェコ代表 先発フォーメーション) のフォーメーション

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試合は前半から日本がボールポゼッションでは上回る展開となる。
内田、長友の両サイドが高い位置を取れていて、ペルー戦よりはうまくいっている印象。

ただ、チェコのロングボールや、しっかりとキープしてタメを作ってからの攻撃は要注意だった。セットプレーはいずれも、相手に触られていて怖い展開だった。

日本は、長谷部が、速いグラウンダーのパスを入れるが、わずかに李に合わず。
その後、長谷部がミドルシュートを狙うも枠を捉えきれず。

日本は、ボールは持てるものの、相手の厳しいマークもあってなかなかシュートまでもちこめない。それでも、FKから遠藤が狙うチャンスがあったがチェフのビッグセーブでゴールならず。

前半は0-0で終える。

後半、徐々に本田が前を向いてプレー出来るようになり、チャンスに結びつきそうなプレーが増えてくる。
それでもチェコは、読みと身体能力で最後のパスを通させてくれない。

日本は、ショートコーナーから本田が突破して浮き球のクロス、ファーサイドの李がワントラップからシュート性のボールを中にあげるが、吉田はうまく枠に飛ばせず。

後半19分、遠藤に代えて家長、伊野波に代えて槙野が投入される。

家長の落ち着いたボールさばきは中盤のアクセントとなるが、それでもチェコの守備は崩れない。

日本の最大のビッグチャンスは、後半32分、本田からのクロスに岡崎がヘディングで合わせるもチェフに弾かれる。こぼれ球を李が詰めるもののチェフが体制を崩しながら左手1本でかき出し、ゴールならず。

終了間際、岡崎に代えて関口を投入。
ロスタイム、試合終了間際、李が突破して倒されたFKを本田が狙うものの、わずかにゴール上に外れてネットの上へ。

結局、両チームともゴールを上げられず0-0の引き分けに終わった。

日本代表 (キリンカップ2011 vsチェコ代表 試合終了時フォーメーション) のフォーメーション

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両サイドに内田、長友といつものレギュラーが置かれた事により、ペルー戦よりは下がりすぎる事がなくなり長所は出せたという印象。
でも、とにかく、チェコの守備が硬かった。体も大きいけど、最後のところの読みがすばらしい。さらに、一旦キープすると日本のプレッシャーの中でもボールをつなげてしまうのでやっかいだった。
チェコも最後の場面でのアイデアだったり精度を欠いてくれた場面が多くて、その点では日本は助かった。

まぁ、チェコはチェフで2点くらい防いでるからなぁ。
それにしても、3試合0-0で、3チーム優勝ってのは史上初だそうだ。
点が入ったほうがおもしろいが、締まった試合が続いた感じだ。

これで、ワールドカップ予選まであと1試合、韓国戦を残すのみとなった。
おそらく4-2-3-1であれば、普通にやれるだろうが、心配なのはサブの選手と変わったときに質が落ちてしまう事。替えのきかない選手が多いという印象。
3-4-3で香川が復帰したときにどうなるのかも気になるところではある。

この後はU-22代表がオリンピック予選があるので、そちらに注目する事になりそうだ。

選手評価
GK 川島 6.0
DF 伊野波 6.0
DF 今野 6.0
DF 吉田 6.0
DF 槙野 6.0
MF 遠藤 6.0
MF 長谷部 6.0
MF 長友 6.0
MF 内田 6.0
MF 家長 6.0
FW 本田 6.5
FW 岡崎 5.5
FW 李 6.0
FW 関口 -


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