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2011年 J2 第15節 アウェイ vsザスパ草津 返り討ち【J特】

正田醤油スタジアム群馬で行われた、ザスパ草津vsジェフユナイテッド市原・千葉、いよいよ試合です。

ジェフの先発メンバーは、GKに岡本、CBに竹内とゲッセル、右SBに慶、左SBに良太、ボランチに、勇人と大介、トップ下に米倉、右WGにマット、左WGに深井、トップにオーロイという布陣でした。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第15節 vsザスパ草津 先発フォーメーション)
 8.オーロイ 
9.深井10.マット
 11.米倉 
7.佐藤勇20.伊藤
4.青木(良)13.山口
6.ゲッセル3.竹内
 1.岡本 

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オーストラリア代表に選出されたミリガンがいないため、ゲッセルがCBに入って、マットが先発に復帰してます。

前半、主導権を握っていたのはジェフだったと思います。
ただ、オーロイに入ったボールは、尽くザスパの選手に渡って、なかなかチャンスになりません。

この試合で、いいところを見せられるかという感じのマットでしたが、あまり前と変わった印象もなく、この試合では右サイドが大ブレーキでした。
本来、本職でもない山口慶がSBに入っている事もあり、右サイドはもっと攻撃でアクセントをつけられないと厳しいです。

セットプレーも含めてなんどかチャンスがあったが、ゴールが奪えない。
深井が倒されて、PKかという場面もあったが、ファウルをとってもらえず。あれは、完全にPKだったが・・・。

悪くはないけど、得点が奪えない、そんな感じで0-0で前半を終える。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第15節 vsザスパ草津 後半開始時フォーメーション)
 8.オーロイ 
9.深井14.太田
 11.米倉 
7.佐藤勇20.伊藤
4.青木(良)13.山口
6.ゲッセル3.竹内
 1.岡本 

後半の頭に、マットに代えて太田を投入。前半のマットの出来からすれば致し方ない。
出来れば、先発で使った方がよかったのかも。

一気に攻勢をという意気込みでもあったが、後半早々にチャンスを作ったのはザスパ。
ジェフは右サイドから侵入をゆるし、最後は見事なヘディングシュートをアレックスに決められて失点。ザスパが先制点を上げる。

それでも、反撃にでるジェフが主導権を握り、攻勢をしかける。
なかなか、ゴールが生まれづらいと判断したのか、太田に代えて久保を投入。
前節の再現といったところだったのだろう。

だが、そこは甘くなかった。久保は、頑張っていたが、前線の4人のところになかなかボールが収まらない。
トリニータ戦では、再三右サイドをえぐっていた米倉も精細を欠いた。
オーロイを狙ったボールも精度を欠いて、なかなか合わない。

それでも、セットプレーは大きな武器だったが、そこを凌がれてしまう。

逆に後半35分、カウンターから最後は、ラフィーニャにあっけなく決められて2-0とされてしまう。

その後は、ロングボールも精度を欠いていたし、呼吸が合わない事が多くチャンスがなかなか作れず。それでも1点返せば・・・というところだったが。

後半45分、またもやカウンターから、萬代に決められて3-0とされてしまう。
さすがのこの展開に、メインスタンドのお客さんもたくさん席を立ち始めた。

ロスタイムに久保が倒されて、深井のPKで1点を返したものの、ゲームは3-1で完敗だった。

スコアボード

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第15節 vsザスパ草津 試合終了時フォーメーション)
22.久保 8.オーロイ
9.深井11.米倉
7.佐藤勇20.伊藤
4.青木(良)13.山口
6.ゲッセル3.竹内
 1.岡本 

試合終了後に両チーム選手が握手をかわす

敗因はいろいろあると思うのだが、ここまでうまくいっていた、ドワイト監督の交代策がはまらなかったのもある。
マットがまったくチームにフィットしておらず、右サイドがブレーキになってしまった感じだ。

ゲッセルはスピードがないので、カウンターを食らうとちょっと難しい。CBよりボランチの方がまだいいかな。福元か良太をいれた方がまだよかった気もする。

ピッチ上の体感はわからないが、暑い日の試合で、オーロイの運動量も後半は落ちてきていたので、やみくもにボールを上げてもオーロイが落下点に入れない事が多かった気がする。セカンドボールもほとんど拾えなかったので、この日は戦術オーロイは不発だったというところだろう。
大介は、この日は右からのCKも蹴っていたが、たのみのセットプレーでも得点が入らずで、反撃の糸口のないまま見事なカウンターをくらってしまった。
まぁ、あのカウンターは、ザスパのブラジル人選手の能力があってこそのところもあるんだが。

昨年は、アウェイザスパ草津戦でJ2残留が決まった、忌まわしき地であったが、リベンジはならず。逆に返り討ちにされた格好となった。

これで、今季2敗目。上位陣が勝ち点を伸ばせなかったので、まだ首位陥落ではないが、グッと混戦具合が深まった感じがする。

今季、アウェイで勝ったのは、北九州と鳥取だけで、今年もアウェイでは勝てないのかという不安もあるが、今はまだあえて言わない方がいいだろう。
敗れた徳島、草津ではオーロイがいなかったり、ミリガンがいなかったりと、いつもと違う状況にあったというところもあったので、参考にならない部分もある。

この試合を見る限り、J2で圧倒するほどの力はない事もわかったので、この混戦の中で上位を保ちつつ最後に抜け出すという展開に持ち込みたいところだなぁ。

選手評価
GK 岡本 5.5
DF ゲッセル 5.5
DF 竹内 5.5
DF 良太 5.5
DF 慶 6.0
MF 勇人 6.0
MF 大介 6.0
MF マット 4.5
MF 太田 -
FW 深井 6.0
FW 米倉 5.5
FW オーロイ 6.0
FW 久保 6.0

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