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2010年 J2 第20節 vs大分トリニータ 魂の大勝【J特】

今節もフクアリに行ってきました。
ジェフユナイテッド市原・千葉vs大分トリニータの観戦です。

なんだかんだで、優先入場が始まる16:30過ぎくらいにやっとつきました。今回は喜作のソーセージ盛りを買っていきましたよ。

この日もとても暑かった。札幌戦と違って、夕方くらいは雲が出ていたので、日差しを浴びる事はなかったんだが、それでも蒸し暑い感じでした。試合前に、2杯ビール飲んだのは久しぶりかも。普通の水とかも飲んでたので、水分の摂り過ぎで水っ腹って感じだったけど。

黄色に染まったゴール裏

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さて、試合。ジェフのメンバーはGKに櫛野、CBに茶野と福元、右SBに良太、左SBにアレックス、ボランチに工藤と勇人、トップ下の谷澤、右WGに深井、左WGに倉田、トップにネットが入った。

JEF UNITED市原・千葉 (2010年 J2リーグ第20節 vs大分トリニータ 先発フォーメーション)
 20.ネット 
14.倉田9.深井
 16.谷澤 
7.佐藤勇10.工藤
3.アレックス31.青木(良)
15.福元33.茶野
 17.櫛野 

ジェフが開始から主導権を握る。開始たったの2分、アレックスから渡ったボールをネットがはたいて、抜け出していた谷澤にボールが通る。谷澤が落ち着いて決めて早々に先制点を上げる。

谷澤はトップ下という位置づけではあったが、トップに入ったり、左右に流れたりとかなり自由に動いているようだった。

チャンスこそ多くないが、ジェフが主導権を握っている。この2試合みられなかったが、久しぶりに選手たちに気合が入っているのが分かる感じだ。

前半は、パスミスからボールを奪われたり、裏を突かれたりと危ない場面も多かったが、なんとか守りきった。

30分過ぎに茶野が接触プレーで倒れて、しばしゲームが中断する。
そのあとの展開、工藤があげたふわりとしたボールに、深井がダイレクトで合わせる。これが見事に決まりジェフが2点をリードする。最初、深井の足に当たってたか判らなかったが、リプレイで見たら見事に決めていた。盟友巻への最高の餞別弾になった。

終盤、ネットが見事なゴールを決めたかに見えたが、オフサイドの判定。この日のネットは付いていないのかとこの時は思ってたんだが。

前半は2-0でジェフがリードして終える。

ジェフは、後半頭から右に倉田が周り深井が左サイドに入っているようだ。
後半、トリニータがメンバー変更をしてきて少し攻勢をかけてくる。
だが、追加点を奪ったのは、ジェフだった。後半11分にネットが抜けだして、今度こそゴールを奪った。

その後、ジェフがペースを握るが、トリニータもFKなどでチャンスを作る。
ジェフは、倉田に代えて山口を投入しアンカーの位置に入る。谷澤が右WGに回る。

試合中の選手たち

この日のネットは、中央でも仕事をしていたが、サイドに流れてよく起点になっていた。
その成果が現れたのが、29分。ネットからのクロスに、谷澤が胸トラップで落として、迫るGKを外してゴール上を狙ったシュートが突き刺さる。谷澤のこの日2点目で4-0とする。

ジェフは、工藤に代えて伊藤大介を投入。さらに、アレックスに代えて坂本も投入する。

終盤、大介、深井と渡って、最後はネットがフェイントでGKを倒して、無人のゴールにシュート。これが決まって5-0とした。

終盤、守り切るというよりも、攻め倒して終わろうという感じで、最後までジェフが攻め続けて試合終了。

JEF UNITED市原・千葉 (2010年 J2リーグ第20節 vs大分トリニータ 試合終了時フォーメーション)
 20.ネット 
9.深井16.谷澤
7.佐藤勇28.伊藤
 6.山口 
2.坂本31.青木(良)
15.福元33.茶野
 17.櫛野 

試合終了後の選手たち

5-0の勝利なんていつ以来だろうか!?(調べてみたら2007年に大分相手に6-0という試合があった)。

J2相手でも大勝する事はなかったんだが、相性の良さっていうのもあるのか、びっくりするくらいの大勝だった。
もちろん、この日ロシアリーグに移籍する巻を気持よく送り出そうというのも選手たちには当然あったろう。ただ、ともすれば、逆にそういう思いが体を固くしてしまう事もあるんだが、この日は気持ちがこもったプレーぶりだった。

この日、谷澤が2得点と活躍したわけだが、結構チャンスを不意にするようなパスミスとかも多かった。カウンターから数的有利な状態で、パスを相手DFに当ててしまったりとかな。相手が、戻りきれてなかったんで、逆カウンターが不発に終わったのは幸いだったが。
この日は、アレックスのカバーに勇人が入っていたようだ。前は、倉田が下がって対応する事が多かったんだが、もうほとんど勇人がサイドバックかってくらいあの位置にいた気がする。
この日全体的にイケイケの状態で、少し乗り遅れた感があったのが倉田だった。いつもは、倉田から口火を切るんだが。倉田自身にも何度もチャンスはあったんだが、ゴールが生まれなかった。

とにもかくにも、今シーズン最高の勝利で、巻のセレモニーを迎えられる事になった。

試合終了して、場内一周。谷澤がヒーローインタビューと、ユニフォームゲッツで居残ってたのをまってからの、でんぐりとバンザイ。そして、なんと今日はネットが「おれ達ジェフ」。あ、谷澤はヒーローインタビューのとき既にやってしまいました。

選手退場後しばし準備のための時間が流れる。
ピッチ上には、ボールで18の文字が浮かぶ。このボールは巻がジェフでの公式戦で奪ったゴール数のボールで作られてるんだそうだ。

巻入場前の映像が秀逸で、いろんな事が思い出される。

しばらくして、選手紹介時の音楽、そしてガマさんの選手紹介で巻が登場する。
選手紹介時の写真が新しくなってから、巻が出てなかったんで、みれなかった巻の選手紹介用の写真がようやくお目にかかれた。

セレモニーで挨拶をする巻

正直、やっぱり少し巻は涙目だったような。でも、精一杯、そしてたくさんの言葉を残してくれた。
「これでお別れではないので、今日は笑顔で」と言ってたのに、もう泣いてたよ巻。

巻からのサポーターのみんなへの3つのお願いをみんな忘れないでほしいな。

「JEFを愛してください」
「選手を、そしてクラブを愛してくだした」
「少し余裕があったら、ロシアにいる僕を応援してください」

ユナパの12JEFでみんなが書いたポスターへの寄せ書きを受け取ったときに、撮影の為に涙を拭っていい笑顔で記念撮影をする巻の心配りがうれしい。
立さん、浩平からの花束贈呈。そして、予定ではなかったらしいんだが、巻の奥さんと子供たちと選手たちで記念撮影。

この後、場内一周になりました。

場内を一周する巻

巻がバックスタンドを通り過ぎた後に、大急ぎでゴール裏よりのSA自由席に潜入。ゴール裏でサポーターに挨拶をする巻を見届けました。
そういえば、巻はまだやってなかった「俺達JEF」も初披露。

ゴール裏で挨拶をする巻

この後、ゴール裏から黄色のテープと風船で巻を送る。
そして、選手たちが巻を胴上げ。

まぁ、今回の移籍に関していろいろゴタゴタした雰囲気もあったんだが、心置きなく巻を送ることが出来てホントに一安心です。

※まぁ、個人的には、この後部屋の鍵紛失未遂事件をおこしたりとてんやわんやだったのだがw

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