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2010年 J2 第19節 アウェイvs柏レイソル 悔しいドロー【J特】

千葉ダービー、柏レイソルvsジェフユナイテッド市原・千葉の中継を観てました。

スカパーe2で、生中継が無料放送されてたんだけど、なんだかアナウンス表示が出てて観づらかったんで、途中でチバテレビに切り替えたりしたんだけど、こっちは実況がひどくて・・・。

ジェフの先発は、前節と同じ顔ぶれ。GKに櫛野、CBに茶野とミリガン、右SBに良太、左SBにアレックス、アンカーに中後、CMFに工藤と勇人、右WGに深井、左WGに倉田、トップにネットという布陣。

JEF UNITED市原・千葉 (2010年 J2リーグ第19節 vs柏レイソル 先発フォーメーション)
 20.ネット 
14.倉田9.深井
7.佐藤勇10.工藤
 8.中後 
3.アレックス31.青木(良)
5.ミリガン33.茶野
 17.櫛野 

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試合は、序盤から荒れ模様。ネットの飛び出しから、レイソルGKの菅野が一発レッドで退場で、PKゲット。このPKを倉田が落ち着いて決めて、幸先良くジェフが先制。

が、そこでピリッとしないのが今のジェフ。直後のセットプレーで、茶野と櫛野が被ってしまい、茶野がキレイにゴールを決めてしまう。オウンゴールで同点に追いつかれる。

数的有利なジェフだが、レイソルはポジショニングがしっかりしていて、まったくそれを感じさせない。ジェフの方もパスミスが多くて、なかなかリズムに乗れない展開。
ミドルシュートなど、チャンスはなかったわけではないが、試合内容的には数的有利をいかせないまま前半を終える。

後半になっても、なかなかいい形がつくれなかったジェフだが、それでもレイソルの足が止まってくるとチャンスが作れるようになってくる。
ただ、流れの中からだと、どうしてもラストパスが雑になってしまい決定機にならない。セットプレーでも得点が奪えない。

ネットに代えて孝太、さらには深井に代えて坂本を投入。
アレックスが1列前に上がって、坂本が左SBに。倉田が右サイドに回る。

攻めながらもゴールが奪えないジェフに対して、これまでシュート0本のレイソルが縦パス1本でチャンスを作ってしまう。ロングボールに、良太と茶野で対応するが、良太を振り切った田中順也にゴールを決められてしまう。レイソルはファーストシュートで逆転。

中後に代えて、谷澤を投入して打開をはかろうとするものの、ゴールが遠い。ロングボールも競り勝てず、サイドからのクロスも中央に合わない。
だが、それでも89分にCKからフリーの茶野が決めて同点に追いつく。茶野は見事にオウンゴールを帳消しにするゴールを決めた。

レイソルは、水野を終盤で使ってきたが、特に目立った活躍はなかったような・・・。

ロスタイムでの逆転はならず、10人少ない相手になんとか追いつくという悔しいドローに終わった。

JEF UNITED市原・千葉 (2010年 J2リーグ第19節 vs柏レイソル 試合終了時フォーメーション)
 29.青木(孝) 
3.アレックス16.谷澤
 14.倉田 
7.佐藤勇10.工藤
2.坂本31.青木(良)
5.ミリガン33.茶野
 17.櫛野 

まぁ、現時点での勝ち点差そのままというか、実力差が出てしまったなという感じの結果ではあったと思う。相手が10人というアドバンテージを活かせないというのは、勿体無いなと思う。

中盤でのパス回しもうまくいったときにはチャンスになってるんだが、途中で切れてしまう事が多すぎる。少し、感覚的にやり過ぎているというか、味方の位置を確認しないと。
少し運動量が足りていないという部分もあるのかもしれない。いるはずのところに味方がいないというところもパスミスの要因だろう。
あとは、フィニッシュにつながるパスの質が悪すぎる。せっかく、サイドから攻撃しようとしてるのに、いいクロスがホントに上がらない。工藤とかもっと、良いボール入れてあげないとイカンよ。

一つ気になるのが、ネットの調子が今ひとつなのかなと。まぁ、先制点はネットがもらったんだけど。ただ、いいときのネットだと、もっとタメが作れるんだよね。どうしても審判にファウルを取られる事が多くなってるからか、らしさが影を潜めてしまっている感じがする。
代わって入った孝太も、流れを変えるまでにはいたらず。個人で突破できて得点にからめるのが倉田だけではちょっとこの先厳しいね。まぁ、中盤の選手がもっと得点とらなきゃってのもあるけど、ゴールを取れる前の選手欲しいね。

次節は、ロシアリーグに移籍する巻の挨拶があるようです。
大分とは相性もいいし、ぜひ勝って巻を送り出したいところです。

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