サッカログ

ホーム

開幕戦 南アフリカvsメキシコ

NHK総合で、南アフリカW杯の開幕戦 南アフリカvsメキシコの試合を観ました。

スタジオには宮本ツネ、現地には中田ヒデをゲストに、解説には福西。なんだか豪華です。

開幕戦は、南アフリカvsメキシコですが、そんなに知ってる選手はいません・・・。
まぁ、メキシコはブランコくらいはわかるけど。

序盤は、いい感じでメキシコがボールを回しながらゲームを組み立てる感じでした。しっかりと、正確にボールを回してるので南アフリカはなかなかプレッシャーをかけられない。
ボールを回しながらうまくサイドの空いたところにボールを入れてフィニッシュまでもっていく。

南アフリカは、押し込められてなかなか反撃できなかったけれど、徐々に反撃に移れるようになってくる。カウンターから相手ゴールを脅かす事も出来るようになってきた。
それでも、前半はやっぱりメキシコがうまくゲームを進めたなという感じ。ただ、得点が入らなかったのがメキシコとしては痛かったところ。

南アフリカもうまくブロックを作って守れるようになって、メキシコもすきにやれないようになる。メキシコが優勢ながらも、好ゲームの予感ただよう前半となった。

スポンサードリンク

後半もメキシコがボールを回して、南アフリカがカウンターで得点をねらうという流れは変わらない。南アフリカはハーフタイムに一人選手を交代していた。

後半10分、メキシコが入れた縦パスをカットして、南アフリカがカウンター。メキシコの対応が遅れてチャバララが抜け出す。GKも届かないゴール右上隅にシュートが決まって、南アフリカが先制。今大会のファーストゴールとなる。

このゴールで、南アフリカは勢いづき、メキシコは少しパス回しに乱れが生じるようになる。
カウンター主体は変わらないが、前半より迷いなく前線に飛び出せるようになる。南アフリカの時間が続くが1対1の場面も決められずに試合を決める事が出来ない。

なかなか、反撃出来ないメキシコは、ブランコ、エルナンデスを投入して反撃に転じる。
ブランコが入った事で、タメが出来るようになったメキシコが徐々に攻勢に出る。

そして、35分にCKの流れで、左サイドから入れたクロスが大外のマルケスに入る。これを落ち着いて決めて、メキシコが同点に追いつく。

勝ち越し点を狙う両チームの攻防は一進一退。開幕戦で勝利して、グループリーグ突破に弾みをつけたい南アフリカだったが、ゴールは奪えず。
メキシコも、鋭いカウンターで反撃するも、こちらもゴールならず。

結局、開幕戦は1-1の引き分けとなった。

見ていて非常におもしろいゲームでした。元々、大きくない選手が多くパス回しが得意なメキシコは、日本代表のお手本のようなチーム。フィジカルの強いアフリカのチームに対しても、ほんとによくボールが回っていたし、何よりフィニッシュに至るまでのパターンが豊富でした。
そして、南アフリカは最初こそ固さがみられたけれど、堅守速攻でいいカウンターからチャンスを作っていました。見ごたえのある一戦でした。

W杯の開幕戦としては満足の出来る一戦で、今大会がますます楽しみになりました。

前の記事へ 次の記事へ