日本代表vsセルビア代表の試合を日テレの中継を録画して観ました。

日本の先発は、GKに楢崎、CBに栗原と中澤、右SBに徳永、左SBに長友、ボランチに稲本と阿部ちゃん、右MFに俊輔、左MFに岡崎、トップ下に遠藤、1トップに興梠といった布陣。

立ち上がりは日本がボールをつなぎながらペースを握る。
だが、カウンターから1対1をとなられるなど、DFラインが落ち着かない。

チャンスはあったものの決められず、逆に再びカウンターから、今度は決められて先制を許す。

日本はセットプレーからチャンスがあったものの決められず、逆に今度は左サイドを破られて、一度は楢崎が防いだものの最後は、ムルジャが再び蹴り込んで2失点目。

稲本がアンカーに入って、阿部ちゃんが前目に入って遠藤とバランスをとる形になり守備は少し安定するが、得点が奪えない。
前半は0-2で折り返す事となった。

後半頭に、興梠と栗原を下げて、玉田と石川を投入する。
阿部ちゃんがCBに入り、右MFに石川となる。遠藤と俊輔が並んでトップ下という感じになった。

石川が何度かサイドを突破をこころみるもチャンスまでは至らず。しかし、ダイアゴナルの動きでGKと1対1のチャンスを作るがゴールならず。

逆に日本は後半15分にFKを直接決められて0-3となる。

日本は石川が再び裏に抜け出すもシュートを打てず、ゴールに繋がらない。

25分には、俊輔に代わって、山瀬が投入される。

セットプレーなどからチャンスはあったが、相手GKのセーブにもあって得点が遠い。

37分には、玉田に代えて矢野、遠藤に代えて槙野を投入。
阿部ちゃんが再び前に上がる。

ロスタイムには、石川のクロスに矢野が合わせるが、相手DFがゴールラインで掻き出す。
結局、得点を上げる事ができずに、0-3で完敗となった。

またもや、国内組での試合での連携の悪さが出てしまった試合となった。
しかし、序盤からあっさり裏をつかれたりして、守備が安定しない。マリノスでコンビを組んでる栗原と中澤だっただけに、ここで踏ん張れなかったのは痛すぎる。まぁ、CBだけの問題でもなくって、イナと阿部ちゃんのところのバランスだったり、カバーリングもうまくいってなかったというところ。
ただ、イナはアンカーに落ち着いてからは、よくやっていたと思うし。阿部ちゃんは、ボランチにCBと出来自体は悪くなかったと思う。

俊輔もそうだが、遠藤の調子の悪さが目立つ。俊輔は怪我もあったんで、先に交代させたのかもしれないが、遠藤は前半で下げても良かったんじゃないのかな!?
阿部ちゃんもFKは蹴れるわけだし、問題なかったと思う。栗原はともかく、興梠もあそこで下げさせられちゃねぇ。

攻撃陣では、岡崎がなかなか得意の形に持ち込めなくて苦労していた感じ。先に2点取られて裏にスペースがなくなったのも厳しいところだったかもしれない。
石川は、チャンスは作ってただけに、1点は取らないといけない。ただ、らしさは出せていたんで、全体のメンバー構成のバランス次第では十分W杯メンバーに残れるかも。
栗原が期待外れで、興梠もアントラーズでの良さを出せないまま。結局、いつものメンバーが残るのかなという感じがしてる。

海外組や、怪我人が合流すれば、もちろんこれ以上の試合は出来るだろうけど、本大会でも怪我人もでれば、累積で出れないメンバーも出てくる。終盤追いかける展開ってのもあるわけで、無得点で終わったのは非常に厳しい。

一応、これが、W杯メンバー発表前最後の国際Aマッチらしいんで、近いうちにメンバー予想でもしてみるかな。

せっかく、大阪にあれだけのお客さんが入った中でこういった試合をやられるとねー。テレビで観てても寒し試合内容だったし。ワールドカップ本番までに、盛り上がってくれるのかどうかっていう不安もある。

W杯前の試合って、国内での韓国戦の後に、合宿中のイングランド、コートジボアールとの2試合だけだったはず。ここで、しっかりとした試合を観せないと、まったく期待がもてないまま本大会へ向かう事になってしまう。もっとも、ここで期待がもてるといってもベスト4入りとかいうレベルではなくって、そこそこの試合は出来るだろうってところなんだが。