NHK BS1の生中継で、ギラヴァンツ北九州vsジェフユナイテッド市原・千葉の試合を観ました。
ジェフのメンバーは、GKに櫛野、CBにミリガンと茶野、右SBに鎌田、左SBに渡邉、アンカーに山口、CMFに工藤と勇人、右Wに倉田、左Wにアレックス、トップにネットという布陣でした。
序盤は、主導権をとろうとするジェフがアグレッシブにいくものの、ギラヴァンツのプレッシャーになかなかボールが繋がらない。
だが、前半9分、相手セットプレーのカウンターから勇人のスルーパスを受けたネットが独走。冷静にGKをみて流し込み、先制点を奪う。
この後、ジェフが主導権を奪うものの、ギラヴァンツも徐々に対応出来るようになる。セットプレーから何度かピンチもあったが失点は許さず。
24分には、ネットの強烈なFKからのシュートのこぼれ球を倉田が蹴り込んで2点目を奪う。
その後もチャンスは作るもののゴールは生まれず。2-1で前半を折り返した。
後半、ジェフが主導権を奪う。この日は、中盤の3人のバランスが取れていて、ここで手詰まりになる事が少ないので、攻撃が実にスムーズに感じる。前線の3人と合わせて、ギラヴァンツは手を焼いてるように見えた。
11分には、倉田がドリブルで仕掛けて、勇人にパス。勇人からパスを受けたアレックスが左足で巻き込むようなシュート。これが決まって3点目を奪う。
ギラヴァンツのセットプレーにヒヤリとする場面もあったが、この日のDFラインは集中を切らさず、失点を許さない。
21分には倉田に代えて太田、24分にはネットに代えて巻が入った。
交代早々に、太田から巻に絶妙なクロスでチャンスをつくるも得点は奪えず。巻は、サイドに流れる事も多く、なかなかシュートチャンスがない。
終盤、ギラヴァンツの攻撃に苦しめられるものの、なんとか耐え続ける。
37分には、工藤に代えて、深井を投入して巻と2トップにして、4-4-2の形になる。
終盤にチャンスもあったが、追加点は奪えなかったが、このまま逃げきって0-3で快勝となった。
開幕してからようやく前半のうちの得点が奪えて主導権が握れた試合になった。後半の頭に3点目を入れて突き放して、守備陣も完封と申し分ない試合ではあった。
ただ、この日の出来を考えれば、もっと圧倒できてもおかしくはなかったと思う。もう少し点も取れていたはず。
とはいえ、これで連勝して、ホームの横浜FC戦を迎えられる。横浜FCは、今季は好調のようだし、なんと言っても大黒が毎試合のように得点を上げていて驚異だ。その相手に、調子が上がった状態で迎えられるのは喜ばしいこと。ホームで勝って3連勝すれば、上位3チーム入りが見えてくると思う。