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青森山田の高校選手権 青森県予選突破に思う

 第88回全国高校サッカー選手権 青森県大会、青森山田高校13年連続15回目の優勝!

第88回全国高校サッカー選手権の青森県予選決勝の結果をみて驚いた。
青森山田が優勝した事にさしたる驚きはなかったが、決勝戦で10-0のスコアっていったい・・・。しかも、トーナメント表みたら、なんと歪な事か。青森山田は1次予選免除でしかも、シードで準決勝から登場。まったくの別格扱い。

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決勝戦の相手、五戸高校はかつての青森県の高校サッカー界の強豪高。現ベガルタ仙台監督の手倉森監督らを輩出した古豪だ。その五戸を相手に10-0で勝ってしまうんだから、県内では敵なしなんだろう。

青森山田は越境入学した生徒も多数抱えていて、しかもクラブユースあがりのいい選手が毎年入ってくるんで、実際に県内出身選手はさほど多くない。
それにもかかわらず、他の高校はここまで弱いと、青森県のサッカーを取り巻く状況はよろしくないなと感じてしまう。
青森山田と張り合えるくらいの高校なりクラブユースがないと、なかなか活性化していかないだろうな。

しかも、県外出身者が多い青森山田の生徒らは、一部はJリーグやJFLでサッカーをやりつづけるだろうけど、大学に行ったり地元に戻ったりと、県内のサッカーにはあまり財産が残らないんではないだろうか!?
東北各県も最近はJリーグを目指そうという動きがあるのだが、青森県は完全にサッカー後進県に成り下がってしまった感がある。地元にJクラブがあると大分違ってくると思うんだがなー。

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