日本代表vsトーゴ代表の試合をTBSの中継を撮ってたので観ました。
事前の情報で、トーゴはメンバーがかなり落ちている上に14人しか来日してないのだとか。しかも、かなりの強行日程。コンディション的には、かなり悪いだろうという予想ではあり、まともな試合になるのか感じではあった。
日本のメンバーは、GKに川島、CBに闘莉王と中澤、右SBに徳永、左SBに長友、ボランチに遠藤と長谷部、右MFに俊輔、左MFに憲剛、2トップに岡崎と森本という布陣。
コンディションの悪い、トーゴをよそに日本が序盤から全開で飛ばす。
左右から、早いタイミングでの速いクロスを何度も入れてチャンスを作る。
そして、わずか5分というところで、日本が先制する。左からのクロスに、森本がつぶれて流れたボールに岡崎が合わせてゴール。
さらに、8分には、右サイドからの速いボールに、またもや岡崎が合わせて2点目。
11分には中央でボールを受けた森本が粘って反転してシュート。これが決まって、早くも3-0とした。
その後、嫌でもややペースダウンしたが、ポゼッションでは日本がはるかに上回る試合内容。トーゴは単発で、スピード、フィジカルをいかして攻撃するのみで、チャンスらしいチャンスはつくれない。
途中から、トーゴも日本のプレスに慣れてきた事で、ボールを回せるようにはなったが、日本ペースのまま前半を終えた。
後半頭で、森本、遠藤、徳永を下げて、大久保、本田、内田を投入。
長谷部と憲剛がボランチか、あるいは長谷部がアンカーという感じ。その前に俊輔。
右に本田、左に大久保で、岡崎の1トップという布陣になった。
メンバーが代わった事で、少しリフレッシュした感じで、日本の攻撃がまた活性化される事になった。交代で入った本田を中心に、日本が再三チャンスをつくる。
後半20分にはスローインのボールを受けた長谷部からのクロスに、岡崎がドンピシャでヘディングシュート。これが決まって、岡崎ハットトリック。
憲剛に代えて今野を投入。そのままボランチに入る。
大久保からのパスを受けた俊輔が左サイドからクロスを上げ、本田がヘッドであわせるがポストに当ててしまってゴールならず。
終盤、岡崎に代えて寿人、俊輔に代えて石川を投入。
その直後に、石川が左サイドを突破して、左足で中央へ折り返す。これを大久保がシュート。こぼれた球を本田が押し込んで5点目。本田はスコットランド戦を観るような、ごっつぁんゴールでした。
このまま、日本が難なく逃げ切り、試合終了となった。
予想はしてたけど、トーゴが酷すぎた。メンバーが落ちたのはともかく、コンディションの悪さがありありと見えた。日本の運動量の前に、完全に沈黙。
これじゃ、強化試合というようりも、練習試合みたいな感じだなという印象。しかも、攻撃陣にはいい練習になったが、守備陣はほとんど慌てる場面もなくなんだったのかって感じだったろう。
ここまで酷いと、国内でやるんだったら、Jチーム相手に試合を組んだ方がよっぽど歯応えがあるだろうな。
もちろん、国際試合を組むのは、普段のJリーグでは感じられない、身体能力の差とかを感じるという目的もあるわけなんで、それはそれで意味ないのかもしれないが・・・。
テレビで見た限りでも、バックスタンド埋まってなかった感じ。
平日開催で、宮城スタジアムは厳しいなぁ。どうせなら、ユアスタでやればよかったのに。その方が盛り上がったんじゃないのか!?
森本はやっぱ、体の使い方がうまいなという印象。普通に、相手を背負って反転シュートが打てるのは、案外と日本人では珍しいのかも。物凄く調子がよかったときの高原辺りは出来てたかもしれないが、あそこまでガッチリとコンタクトを受けながらシュートに持ち込むのは難しいかな。
まぁ、ただ全般的には、まだ馴染んでないとは思う。今回は、顔見世程度だったな。とりえず、本田よりは融通は利きそう。
岡崎の調子がよすぎるのが逆に気がかりなくらい。来年が心配だ。
大久保がまた微妙だったなぁ。岡崎が絶好調過ぎるので、またすごく悪い印象に見えてしまう。松井の調子がよければ、松井がいればいいやってところだけど、ちょっと悩ましいところかもしれない。
本田は、今日はまだマシでしたが、相変わらずだなという印象です。今日は、シュートチャンス、しかもかなりいい位置から打てるチャンスが多かったのに、ちょっと外しすぎ。もうちょっと、らしいシュートを決めれば、多少なりとも代表に残しとこうという感じになるんだけど。使いどころが難しいというところは、結局変わらなかったという感じのままです。
W杯予選との兼ね合いもあるが、ベストとは程遠いメンバーのスコットランドとトーゴと試合だった訳だが、日本で試合するなら相手のほうがコンディションは悪いのが当たり前で、せめてもう少しいいメンバーとやらせてあげてほしいものです。
もう少し、協会はがんばらないとだな。