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2009年 J1 第27節 vsモンテディオ山形 首の皮は残ってるのか!?

今節もフクアリまで行ってきました。
ジェフユナイテッド市原・千葉vsモンテディオ山形の観戦です。

一部残留の弾幕が、物悲しい。
今年は、今日が誕生日、今日が結婚記念日という人たちは、さぞかし残念な思い出が残った方が多かっただろうか・・・。

さて、試合です。
ジェフの先発は、GKに岡本、CBに池田と福元、右SBに坂本、左SBに良太、ボランチに中後と工藤、右MFに谷澤、左MFに深井、トップ下にミシェウ、1トップに巻という布陣。

試合開始早々からジェフが、激しくプレッシャーをかけにいくが、なかなかボールが奪えない。ただ、山形の方もミスがあり、ピンチになる場面はあまりなかったが、なかなかペースが握れない立ち上がりだった。
両サイドからクロスを上げるも、中央の選手に合わないか、大きすぎて逆サイドやゴールラインを割る場面が多い。

セットプレーからピンチを作られる場面もあったが、なんとかしのいでいた。
だが、前半26分にやってはいけない先制点を許してしまう。

その後、反撃に出たい、ジェフだが得点を奪う事が出来ずに前半を終了する。


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後半もメンバーは変わらず。前半同様に積極的にボールを奪いにいくジェフ。
山形は押し込められると、タッチを割るようにクリアする事が多く、チャンス自体は出来始めている。

19分には、谷澤に代えてネット・バイアーノを投入。さらに、23分には、坂本に代えて和田を投入。和田を高い位置に張らせて、3バック気味の布陣にしてきた。
ミシェウがトップ下で、巻とネットの2トップとなる。

そして、26分、CKからボールを繋いで、最後はミシェウが頭で押し込み、同点に追いつく。
が、喜びもつかの間、28分には、左サイドを破られて、最後は岡本がこぼした球を押し込まれて、再びリードを許す。

必死の反撃をみせるジェフだが、ゴールが遠い。どうしても、形がない事もあり、チャンスが単発で終わってしまう。

41分には、中後を下げて新居を投入。前線に人数をかけて、攻めに出る。
最後は、ゴール前にボールを放り込むも精度が悪く、チャンスらしいチャンスも少なく、タイムアップ。

残留争いをするライバルに敗れて、勝ち点差は7まで開いてしまった。


選手は、一生懸命にやってると思うが、どうにもこうにもから回りしてる感じが拭えない。あれだけ、動き回っても、中盤でボールが奪えないから、チャンスの数も思ったより作れてない。ゴール前で、迷う場面も多く、視野が狭くなってるなという印象もある。もっと、ピッチを広く使えば、フリーな選手はいるんだが・・・。

江尻監督になってから1勝も出来ず。昨年は、開幕で大きくつまづいたが、後半戦でなんとかかんとか残留にこぎつけた。今季は昨年ほど悪い出だしじゃなかったはずだが、この最終盤にきて、勝てないのは非常に厳しい。試合数が少ない中で、まったく巧妙が見えないというのは、見ていて辛いものがある。
結果論から言えば、江尻さんに監督を任せるのは、時期尚早だったという事だったのだろう。ミラーさんのままでも、今年は残留は出来たんじゃないかとも思うし。あの苦しいチーム状況で、新人監督に任せるのは酷な話だったという事だろう。

残り7試合で、残留圏の山形と7ポイント差。ホントにギリギリのところだと思う。首の皮一枚つながってるかどうかすら怪しいくらいだ。
数字上はまだ、ここ数試合でJ2降格という事にはならないだろうが、現実的には厳しいだろうなぁ。数字上の可能性がなくなるまで、諦めないとかいう事は更々言う気もない。どこかで、区切りをつけなきゃならんだろうな。
とりあえず、次節のアウェイ レッズ戦だろうな。これに勝てば、1勝以上の価値はあるとみていいだろう。逆に、レッズ戦、サンガ戦で連敗したら、もう諦めた方がいいだろう。

選手評価
GK 岡本 6.0
DF 池田 5.5
DF 福元 5.5
DF 坂本 6.0
DF 良太 5.0
DF 和田 6.0
MF 中後 6.0
MF 工藤 5.5
MF 谷澤 5.0
MF 深井 6.0
MF ミシェウ 6.5
FW ネット 5.5
FW 巻 5.5
FW 新居 -

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