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Jリーグ 経営状況2008年度分を見て

JリーグはJクラブ経営の透明性向上のため、2005会計年度分より、クラブ別の個別経営情報を発表し、2006会計年度からは、全クラブの全ての項目が開示となりました。

 2008会計年度は、J1が18クラブ、J2が15クラブ、全体で33クラブの編成とし、J1は1ステージ制4年目、J2は3回戦制2年目となりました。

今年も、各クラブの2008年度分経営状況が発表されていました。
なんとなく思った事を、適当に書いてみます。

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とりあえず、ジェフからみていきます。
2007年度に続いて、営業収入は30億円越えとなりました。
広告料収入、入場料収入は2007年度と同程度で、その他が増えているようです。
入場料収入は、フクアリのキャパでそこそこ入ってると思うので、そうそう増えないでしょうね。

支出の方では、人件費が増えてました。昨年は、選手がかなり入れ替わったし、クゼ監督の分も入ってるんでしょうかね。ミラー監督を招聘したりと、やはり増えてました。

全般的には、営業収入が30億円を越えたクラブが随分と多くなりました。
ただ、経常赤字のクラブも増えているようです。昨年度で、これだと今年はもっと厳しくなっているかもしれません。

タイムリーな話題として、ヴェルディをみてみると、経常利益こそとんとんだけど、営業収入の欄をみると、その他が異常に多い。これが、日テレからの補填なんでしょうね。
あきらかにいびつです。日テレが撤退するとなれば、大赤字になる事は間違いないでしょうからね。
営業費用をみると、鹿島とか横浜と同水準。今のヴェルディからすれば、身の丈にあってないんじゃないの!?と言われてもおかしくない。

全般的にはまだ、2007年度にくらべてよくなってるのかな!?でも、今年はどのクラブも大変だろうなぁ。スポンサーが継続してくれれば、まだいいけれどね、撤退されると今のご時世だと見つけるのが大変だろうな。客足も多少鈍ってるのかなという肌感覚だから、入場料収入も落ちるところ多いだろうしな。

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