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2008年 総括 ジェフ編

2008年シーズンのジェフを振り返ってみます。

昨年は、苦しいシーズンだったと振り返っていたけれど、2008年シーズンはさらに苦しい年になりました。

クゼさんが監督になって、どうなるんだろうって感じだったけれど、ちばぎんカップや開幕戦のアウェイガンバ戦を観る限り、まずまず守備は機能していたし、なんとかなるかなって感じだったけれど。
キャンプ中に、ほぼ手付かずだった攻撃面は改善されず、守備も綻びが目立つようになって、結局ずっと勝てずじまい。最初のうちに1つ勝てていればまた違った結果になったかもしれないんだけど。何もかもが悪循環であった。
正直、クゼさんが全て悪いわけではないかなと思ってたけれど、連戦の続くGWを前での監督交代もありだなと思ってたが、結局監督が代わったのはGWの連戦が終わったあと。
11節時点で勝ち点2という致命的な状況からの建て直しとなった。

丁度、社長が交代となり、フロントの対応も早かった。アレックス・ミラーを監督に招聘。6月の中断前の2節を澤入コーチで2連勝して終えて、一段落つけた。

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ただ、中断明けは甘くはなかった。残留争いのライバルになろうと思われたヴェルディやコンサに、連続0-3での敗戦。まだ、残り半分残ってるとはいえ、J2降格という現実を覚悟しておく必要があった。

ようやく、流れが変わってきたのが、アウェイのヴィッセル戦辺りから。ホームでアントラーズ相手にも勝って、上昇気運に乗ってきた。フロンターレには負けたけれど、戦い方が安定してきた。
そして、ホームのヴェルディ戦からの5連勝で一気に自動降格圏から脱出。5連勝最後のレッズ戦はこれで、このままいけるんじゃないのかって感じだったが。

代表の試合があって、2008年シーズンは小休止が何度もあって、レッズ戦の勢いがそがれてしまった。ホームのアルビ戦での引き分けから、なかなか勝てなくなってしまった。
連勝中に活躍した、深井やミシェウが研究され始めた事もあって、再び自動降格圏に逆戻り。

ただ、まだ運があった。残留争いをしていた、ジュビロやヴェルディが負けてくれていたおかげで、最終節にまだJ1残留の可能性を残していた。
そしてあの、奇跡的な大逆転勝利とJ1残留となった。最終節のFC東京戦は、もう一生のうちに何度も観られるようなゲームではなかったんでね。とにもかくにも、最後の最後でJ1残留。天皇杯もナビスコもダメだったけれど、J1残留という最低限のミッションをクリアしたので、よしとしなければならない。

シーズン終了後、主力はほぼ残留となりそうだが、サンフレッチェ広島にレンタルでだしてた、楽山はそのまま広島へ。中島浩司も、広島へ。
結城は、レンタル終了したあと退団。他にも朴君が韓国に戻って、マツケンとか、リザーブス組が相次いで退団。
ここ数年、なかなかサテライト組からレギュラーに昇格する選手がなくて、もったいないところなんだけれど、今のジェフの状況じゃ何年も辛抱できる感じではないのだろうなぁ。
最後になって、立石が現役引退。これも、非常にさみしいね。今年は、岡本と櫛野にまかせるというところなんだろうな。

残留争いをしていた2008年シーズンなので、なかなか難しいんだけど、ベストゲームを選ぶとしたら、第28節のホーム浦和レッズ戦を選ぶかなぁ。もちろん、最終節もすばらしい試合ではあったけれど、試合内容を通じて一番よかったのはレッズ戦の方だったと思う。

退団選手の話は出てるけど、入ってくる選手の情報がまだ少ないので、2009年シーズンの話はまたしばらくしてから。

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