サッカログ

ホーム
Top > 話題別 > Jリーグ
Topサッカー観戦TV観戦

大分トリニータ ナビスコカップ優勝

1日は出かけてたので、ビデオに取っておいたナビスコカップ決勝を観てみた。

ここ最近のJリーグの勢いからすれば、エスパルスの方がやや優位かなともおもえたんだが、この大舞台でトリニータの方が普段どおりのサッカーが出来ていたという感じだった。

エスパルスの方も、十分に相手を研究してたんだろうけど、それでもトリニータの守備ブロックは破錠しなかった。まぁ、実際にはなんどか決定的チャンスはあったんだけど、そこで点がとれなかったのが全て。

守備がいいから攻撃も思い切ってしかけられる。守備がいいと言っても、ここで勝ちきれるチームはやはり守から攻、攻から守の切り替えが速い。

スポンサードリンク

Jリーグも、一時期はイビチャ時代のジェフのように3バックを敷いているチームが多かったが、ここ数年は4バックのゾーンが主流になりつつある。その中で、トリニータは少し異色のチームだ。正直、日本のチームでこういった協力な守備ブロックを持ったチームが作れるとはというのは驚きだ。J2に落ちたチームと比べちゃいかんけれど、去年の横浜FCや今年のコンサなんかは、J2時代は守備が非常によかったけれど、J1ではまったく通用しなかった。単純に守備力を強化しても、J1で勝ち続けるのは何気に難しい。
そう考えると、今年のトリニータは守備がよくて最小限の得点で勝てている。ここ数年みられなかったスタイル。

ここ最近は、シャムスカ監督のやり方とかが雑誌やウェブ上のコラムで載ったりしてるけれど、この監督も結構異色なんだよなぁ。イメージとしては、ブラジル人監督っぽくない印象。でも、いい監督。

九州勢に初タイトル。いあ、これはいい事。しかも、Jリーグ開幕以後に発足したチームがタイトルを取ったのは大きい。地方のクラブにとっては大きな刺激になるよね。
地方のクラブってことだけじゃなく、大分トリニータクラスの規模で、タイトルをとったのは大きい。ビッグクラブ以外がタイトルを取るってのは、大きくないクラブにとっては参考になる点もあるんじゃないかな。

ジェフが始めてナビスコとったときも、代表クラスの選手はまだ少なくて、そういうチームでもタイトルを取れるってところを見せられた。トリニータもこれから、ジェフで起きたように、代表に選手が取られて疲弊したり、よそのチームに選手を引き抜かれてとかいう事が起きるかもしれない。これからが、正念場ってところはある。
まぁ、選手どころか、監督が取られる可能性もあるけれど(--;

前の記事へ 次の記事へ