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北京五輪 日本vsアメリカ 残酷な1敗

北京五輪サッカー男子のアメリカ戦を録画して観ました。
天津は、暑そう。しかも、ピッチがボコボコ。

アメリカは、この暑さを考慮してからか前からガンガンくることはしない。日本はその分ボールは持ててたんだが、慎重な立ち上がり。
アメリカはときおり強引なシュートがあったが怖さはない。

日本は、右サイドの内田を中心にチャンスをつくっていた。アメリカの両サイドは大穴というのは事前にわかっていたが、右サイドは内田がかんぜんに主導権を握っていた。
ショートコーナーから、内田がゴール前に低いクロス。これに森重が反応しきれず。もう、プッシュすればゴールという状況だったんだが・・・。
このビッグチャンスを逃して、なんだか嫌な予感がしたんだが。

それでも、前半は右サイドから何度もチャンスが作れていた。出来れば、前半のうちに点を取りたかったところだが。どうにも中央が合わない。クロスの精度なのか、中の人の技術の問題なのか。どうにも点にならない。

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そんなこんなで後半立ち上がり。やってはいけない先制点を奪われる。日本の左サイドを突破されてクロス。クリアが中途半端になったボールを強シュート。なんとか反応した西川だが、脇をすりぬけてボールは転々とゴールへ吸い込まれていった。

この後、日本の動きが鈍る。まぁ、相手のアメリカの選手達も足が止まっていたんだが。
内田があまり効果的に右サイドを使えなくなったが、代わりに本田が1,2度右サイドを突破したが、クロスをあげられず。

梶山に代えて、李を投入するも、周りの動きに乏しく効果が薄い。森本に変えて豊田を投入。
この豊田がペナ内で引っ張られて倒されるも、PKをとってもらえず。終盤は、豊田が頭で競り勝っていただけに、もう少しチャンスを多く作りたかった。頼みの両サイドが裏を狙われて、後手後手に回り攻撃力を発揮できなくなったの痛い。
結局、1点が奪えずに敗戦。

このグループ、初戦のアメリカ戦が肝だった。ここで負けるとグループリーグ突破が本当に苦しくなる1戦を落としてしまった。
数字上はまだまだチャンスがあるけれど、これが現実。残酷だがこの1敗は痛恨だった。
ナイジェリア、オランダ相手に2勝するのは限りなく望み薄。1勝1分で、この組が混戦になれば可能性はあるが、そうなれば得失点差がものをいうわけで今の日本がそんなに点を取れるともおもえないし。

まだ、開会式すら行なわれていない、北京五輪。あっけない終戦になってしまったのか!?

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