W杯アジア3次予選、アウェイのオマーン戦をTBSの中継で観ました。

ケガの長友に代えて内田が出場。駒野が左サイドに入る。

前半、オマーンが両サイドにボールを放り込んでくる。日本も悪い立ち上がりではなかったが、この放り込みからボールをつながれてセットプレーを許す展開が続く。結局、CKの流れから失点してしまう。

早い失点。慌てる必要はないが、ここからオマーンが完全に引いて守ってくる。それもあるのだが、日本の方もパスミスが多い。ボールを持ち過ぎてうまくいかない場面も。たしかに、全体的に動き出しの悪さは目立つのだが、もう少しシンプルにボールを動かしてもよかった。
前半はCKからの中澤のヘッドと俊輔のクロスから大久保のヘッドがいいシュートだったが、いづれもGK正面。結局、このくらいしかチャンスがなかった。

後半、日本の動きが少しよくなる。ボールも繋がるようになってチャンスが作れ出す。
7分、玉田がスルーパスからペナ内に進入。ここでPKをゲット。このPKを遠藤が実にあっさりと決めた。それにしても、遠藤のコロコロPKはマネできないなぁ。あれは、取れない。

だが、この後オマーンもPK。これは楢崎が止める。この後も、日本がチャンスを作るがゴールが奪えない。

28分、左サイドを玉田が突破して低いクロス。これに大久保が突っ込むが合わない。この時、大久保が相手GKに蹴りを入れてしまって、レッドカードで退場。この後の小競り合いでオマーンも退場者がでて10対10になる。

松井に代えて、山瀬を投入。山瀬自体の動きは悪くないが、全体的には運動量が落ちてきた。なんどかPKじゃないのって場面があったが今度はとってもらえず。オフサイドの判定でチャンスが費えることもあり、ゴールが奪えない。

結局、ロスタイムに矢野と今野を投入しただけ。ドローで試合を終える。

大久保のレッドはなんだなー。最近はおとなしくしていた大久保だっただけに残念。まぁ、相手も退場者が出て、しかもDFの選手だったんで、数的不利ではなかったんでまだマシだったが。
もう少し早くベンチが動いてもよかった。中盤も前線も運動量が落ちてたし、中村憲剛辺りを入れてもおもしろかったと思う。

それにしても、パッとしないゲームだった。灼熱の中のゲームで致し方ないところはあるんだけれど。選手はよくやったと思うけれど、ベンチはもう少しうまくやれたんじゃないのかと思う。選手がかわいそうだと思う。結局、PKの場面(遠藤と楢崎)しか印象に残ってない。

アウェイのタイ戦は大久保が使えない。玉田と巻か矢野の組み合わせか、1トップで中盤を厚くするかってところだろう。大久保はチームに帯同するのかな?!暑いタイへ向かうより、日本で調整したほうがいいかもしれない。

選手評価
GK 楢崎 7.5
DF 闘莉王 5.0
DF 中澤 6.5
DF 内田 5.5
DF 駒野 5.0
MF 遠藤 6.5
MF 長谷部 5.5
MF 今野 -
MF 中村 5.5
MF 松井 5.5
MF 山瀬 5.5
FW 大久保 5.0
FW 玉田 6.0
FW 矢野 -