東アジア選手権の中国戦、TBSでやってた中継をビデオに撮っておいて観ました。

加地に代わって、駒野が左サイドで先発。今野がセンターバックで出場して、中村憲剛、山瀬が戻ってきた。安田が左MFでの出場となった。

序盤、両チームが厳しくチェックにいく展開で、攻守の展開が目まぐるしい。ここまでは、好ゲームになるかに見えたが・・・。
カウンターからピンチを招き、その後も押し込まれる展開が続いた日本だったが、徐々にボールポゼッションで上回っていく。そうした中で先制点が生まれた。遠藤がボールを持った瞬間に駒野が左サイドをオーバーラップ。遠藤が、タメてパス。そのまま、左サイドを突破した駒野が絶妙のクロス。これに、田代が飛び込むが及ばず。GKともつれたところを、こぼれたボールに山瀬が反応して、シュート。これが決まり、日本が先制!!

この後、中国のプレーがどんどん激しくなっていく。かなり、悪質なファウルも増えていった。さらに、レフェリーの判定も疑問の残るものが多く、岡ちゃんも激しく抗議。
前半は、その後押し込まれる事も多くなったが、そのまま1-0で終了。

後半になっても、駒野に代えて加地を投入。ケガかも。後半も中国が激しくくる。相変わらず、レフェリーの判定も変だし。そんな中でも選手は黙々とプレーしていた。特にGKの楢崎は落ち着いていたし、CBの中澤、今野も冷静にプレーしていたと思う。今野の出来がいい。対人も強いし、読みもすばらしい。

安田が、ロングボールに抜け出してGKと1対１になるも決められず。そのとき、相手GKに胸を蹴られて、そのまま負傷退場となってしまった。
安田に代わって羽生が投入される。
完全にアフターだったし一発レッドでもおかしくないプレー。これで得たFK。遠藤のボールは惜しくも外れる。

後半、内田が大分前に顔を出せるようになって、そこからチャンスが生まれていた。左サイドは、駒野、安田が交代になってからは、あまりチャンスに絡めなかったが・・・。
中国の悪質なプレーにもめげず、何度かチャンスを作ったが、ゴールを割れず。それでも、しっかり人についてたし、波状はなかった。中国のアイデアのなさに助けられた面もある。終盤、パワープレーでゴリ押しにこられたが、凌ぎきった。長い5分のロスタイムが終わり日本が逃げ切る。

いやしかし、ハンドボールですかってくらい、レフェリーの笛がおかしくて、まいった。中国もかなり悪質なファイルが多かったし。選手はよく冷静にやってたと思う。結果的に、啓太のイエローだけで済んだからよかった。チャンスがあったんで、もう1,2点取れればよかったけれど、まぁ怪我人も多くて慢心総意の中で、まずまずよくやったとは思う。

選手評価
GK 楢崎 7.0
DF 中澤 6.5
DF 今野 7.0
DF 駒野 5.5
DF 加地 5.0
DF 内田 6.0
MF 鈴木 6.5
MF 中村 6.0
MF 遠藤 6.0
MF 山瀬 6.5
MF 安田 6.5
MF 羽生 5.5
MF 橋本 -
FW 田代 6.0