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2007年 J1第20節 アウェイ vs鹿島アントラーズ 弱いチーム

外出していたので、帰宅してからNHK BS1で中継していた鹿島アントラーズvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をビデオに撮っておいて観ました。

カシマスタジアムかなり気温が高かったらしいが、ジェフの選手の動きが悪い。ディフェンスラインをあげていこうという意識はあるものの、まるでプレスがかからないので、鹿島にいいようにボールを回されていた。さらに、ボールをもっても動き出しがないので、鹿島のプレスにパスミスを連発。これでは、リズムをつくれるはずもない。
それでも水野のFKから先制点。ファボンがクリアミスでオウンゴール。あれは、水野のボールの質がよかった。が、ここのところ困った時はホントに水野だのみになってしまっている感じがする。

先制したのにも関わらず、逆にディフェンスラインはさがる一方。新井場がミドルシュート狙いなのが見え見えだったのにもかかわらず、誰もブロックにいけず。ディフェンスについていた水野も足を出すだけ。さらに、小笠原に逆転弾を許す。これもミドルシュート。ディフェンスラインが引いて、プレッシャーがかからないので楽に打ってた感じ。中継でも言ってたが、前に立ってるだけでは、鹿島の選手はフリーなのと同じ。怖くない。ボールを取りにいかないと・・・。

小笠原一人入っただけとはいえ、鹿島は上位チームの強さそのものだ。ここ数シーズンの不安定さがない。いいときの鹿島に近い。

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後半に入って、少し盛り返したジェフ。いい時間帯にはボールも支配して、何度も鹿島ゴールに迫ったがゴールをあげられない。同点に追いつけば、まだ試合になったんだが・・・。曽ヶ端が今日は当たっていた。なんどもファインセーブ連発。これでは、ジェフは苦しい。
ジョルジェビッチに代えて中島投入。さらに、巻が負傷で下がって、黒部投入。
これで、一時は良かったプレスがまたかからなくなった感じがする。レイナウドがまだフィットしていない状態では新居辺りに代えてもよかった気がする。中島投入もあまり効果がなかったように見える。ラインを上げたいのはわかるけれど、ミスが目立ちすぎる。

さらに、勇人に代えて、楽山投入。山岸を右サイド気味にして、水野を楽にさせる狙い。水野には、2人で止めにこられてたから。
ただ、楽山がポカ。PKをとられて、万事休す。終盤に2点差にされては、今のジェフには盛り返す力はない。

今のジェフは弱い。というか、弱いチームのゲーム運びそのもの。負の連鎖なのだろうが、ここまでチームが変わってしまうものなのだろうか!?ここ数年のよかったときのジェフなら、相手がどこであれ自分たちのサッカーが出来れば怖くはなかったが、今は自分たちのサッカーってなんだっけ?ってくらい、別のチームになってしまっている。
この流れをとめられないなら、アマルも厳しいかもしれない。アマルのやり方が悪いとかいう以前に、選手が動いてくれていない。アマルに非があるわけではないけれど、アマルの若さが裏目に出ている感じだ。

選手評価:
GK 立石 5.5
DF 斉藤 6.0
DF ジョーレ 5.5
DF 水本 5.0
DF 中島 5.0
MF 勇人 5.5
MF 下村 6.0
MF 山岸 5.5
MF 水野 6.0
MF 楽山 -
MF 工藤 5.0
FW 巻 5.5
FW レイナウド 6.0
FW 黒部 -

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