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日本代表 ペルー戦

日本代表のペルー戦をテレビ観戦。

世間的には、俊輔と高原が代表に復帰して、オシムが日本代表に監督に就任して以来国内組だけでやって来たメンバーとどう融合するかってのが注目されてたと思う。だが、この試合は2007年の最初の試合。しかも、2006年の最後の試合から時間も経っているという事も考えると、いいリスタートが切れるかってところが重要な試合。昨年のいいイメージが継続出来ているかというところの確認。

前半の立ち上がり、ペルーが前から出てきていた事もあり、ボールが落ち着かない感じ。囲まれて、ボールを取られたり、パスミスしたりという嫌な展開が続いた。
ただ、俊輔が入ったことでボールがキープできる事で、啓太や阿部ちゃんが追い越していく動きもあって、それ自体は悪くはなかった。(むしろ、時間が経つに連れて、この追い越していく動きがなくなったのが残念)

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最初のゴールは日本。
再三、左サイドを突破して、ファウルを貰っていた駒野。左サイドからのFK。最初の2本は遠藤が蹴っていたが、初めて俊輔が蹴った。
いい感じで、抜けてきて、最後は巻が半ば強引ながらもドンピシャヘッド。久しぶりの巻の得点で日本が先制。
この後、日本がやや優勢で試合をすすめるものの、シュートまでもっていけない。中盤でボールは回せるけれど、最後の部分でうまくいかない。
実際には、パスミスも結構多かったと思う。今日の試合、パスミスした後、しっかり捕られた選手が追っていた事で、ピンチを未然に防いでいた事もあり、ミスが目立たなかったというのがある。守備面ではうまくいってたとも言えるんだけれど、パスミスの多さが影に隠れてしまった格好。

後半も前半からの流れで同じような展開。そして、2点目。左サイドでまたもFKを得た。このボールを俊輔が蹴って、高原がいいトラップから反転シュート。スローでみると、中澤もシュートにいってたけれど、それより速く振りぬいていた。さすがに好調だなって感じがする高原のシュートで2点目をあげる。

この後、阿部ちゃんに変えて、憲剛を投入。正直、今日の阿部ちゃんはパスミスも多かったし、追い越していくプレーも序盤だけで、いい感じではなかった。この辺は、浦和でプレーした事による、悪影響が出てるのかなって気もした。
憲剛がボランチに入ったことで、やや攻撃的な布陣。憲剛は、前を意識したプレーが出来るんで、動きは活性化したかなって感じです。
遠藤に代えて羽生、巻に代えて矢野を投入。そのファーストプレーで、羽生が左サイドを抜けて、中で矢野が合わせる展開があって、いい感じだったんだけれど。この後が続かない。結局、羽生はこの後、あまり目立った活躍できず。羽生の事だから動き出しはできてるんだろうけど、テレビに映らなかったところをみると、出してとのタイミングがあってたなかったのか!?

終盤、俊輔、高原、啓太に代えて、藤本、家長、水野を投入。
実のところ、この後の展開の方が、オシム監督がやりたいサッカーが出来ていた感じがする。あの時間帯で2点差ってのもあるんだれど、水野と家長が再三しかけていったり、中で、藤本が飛び出していったりというのが出来ていた。

試合はこのまま2-0で日本が勝利。
とりあえず、俊輔と高原のこの代表でのお披露目というところではまずまずの出来と結果。
最後の数分間、若い3人が入ってきてからのサッカーをみると、必ずしもいい影響ばかりではなかったというのが判る。
俊輔の場合いいイメージはもってるけど、若干ボールを持ちすぎというか、回りの動きがよくなかったところもあるんだけれど。
高原にしても、ドリブルで突破をしかけたりといったところはよさが出ていたけれど、巻とのコンビっていうところはまだまだ少なかった。

でもまぁ、この試合、俊輔がFKで直接決めて1-0勝利ってのが、一番マズイ試合だと思ってたんで、そうならなくて良かったと思う。

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