サッカログ

ホーム

なでしこジャパンvsメキシコ女子

女子W杯プレーオフ第1戦 なでしこじゃぱんvsメキシコ女子代表の試合を観に行ってきました。
国立に着いたのは13時ころ。バックスタンドはそれなりに埋まっていたけど、ガラガラでした。
アテネオリンピック予選のときは結構、盛り上がったんだけれど、まだまだ盛り上がりには欠けるなぁという印象です。男子代表のときは、ゴール裏だけは賑やかなんだけど、今日は人数もかなり少なめでした。
まぁ、Jリーグ開催日であるって事も影響しているかもしれません。デーゲームの試合があるところは来ないだろうから。

入場時のゴール裏
さて、試合の方です。前半は五分五分か、ややメキシコの方が優勢。
日本の方は、パス回しは出来るんだけれど、肝心のところで意思の疎通が合わないのか、動き出しが悪いのか、決定機をなかなかつくれない。中盤でもたついてる間にプレッシャーをかけられて下がる場面もしばしば。
両サイドも、前線まであがっていってもなかなかいいタイミングでボールが入らないか、入っても勝負できない。そんな感じで、全体的にスローテンポな試合運びになってしまった。
そんな感じで、中盤で宮本がボールを奪われ決定機を作られたり。GKのビッグプレーで救われた感もある。
そして、迎えた前半終盤。左サイドをうまく突破した宇津木がゴール前にいいクロス。これを澤がヘッドで決めてなでしこが先制。
これまで、シュートを打っても入る感じがしなかったが、さすがに澤って感じのゴールだった。
このまま。前半を終了。

スポンサードリンク

後半に入って、メキシコが2選手を一気に交代。そのせいか、後半の立ち上がりは完全にメキシコペース。
跳ね返したボールもメキシコに拾われて、なんどもピンチを招いた。ゴール前のがんばりもあったが、相手がミスったり、かぶったボールが相手の前にこなかったりと運にも救われた感もある。カウンターからのループもゴールバーに当たったのはラッキーだった。
とにもかくにも、メキシコペースだった流れが徐々になでしこの方へ。で、またしても、澤がやってくれた。
左サイドで勝負。相手を抜いてクロス。これを宮間が決めた。クロスの質が高い。他の選手と次元が違う感じすらした。全体的なレベルは確かに上がってるんだろうが、この差は大きい。
この後、メキシコの方が意気消沈した感じもあり、日本の一方的なペースとなる。などもチャンスをつくるが、ゴールに結びつかず。

なでしこジャパンvsメキシコ女子

結局、後半40分すぎにナイトゲーム観戦の為に退席した。試合の方は、このまま2-0で逃げ切ったようだ。

今日の試合を観た感想。男子の方は、A代表からU世代まで一貫した方向性を目指してって感じになってきているが、女子の方は少しずれているのか、出来ないのかわからないけど違うなぁって感じがした。
とにかく判断が遅い。運動量が少ない。これはもう男子の方もいっしょだけど、日本のストロングポイントを生かす為に何をしなきゃいけないかって考えたら、正直厳しい。技術的にはまずまず問題ないが、判断が遅いせいで、チャンスを何度も作り損ねている。余計なピンチも作られている。全体的な運動量が少ないせいもあるんだけど、攻撃の時に前に入っていく枚数が少ない。
この試合2-0で勝った事でW杯への出場権は近づいたが、先行きは明るくない。

前の記事へ 次の記事へ