NHK BS-hiでドイツW杯、日本の初戦、オーストラリア戦を観ていました。

[結果]

前半の立ち上がり、日本は結構落ち着いていて、いい立ち上がりだなぁといった感じ。
そのうちオーストラリアに押されだしたけど、川口が当たっていたんで助かった。

そうしているうちに俊輔があげたクロスを競りにいった柳沢と高原のおかげでGKが出れず。そのままゴールイン。日本が先制。

この後、日本がリズムをつかんでなんどかチャンスがあったのだが、追加点が奪えず。

後半になって、オーストラリアはより高さ重視の攻撃。でも、日本はしっかり守れていた。
カウンターから何度かチャンスを作ってたし。正直、あの時間帯に突き放したかった。
途中、坪井が足を釣って茂庭と交代。

結果的に言えば、この交代もちょっとした遠因になっていたかもしれない。茂庭はファウルを与えすぎていた。逆転ゴールのポジショニングはどうだったかな？あの場合、シュートを打ったカーヒルに誰も当たりにいけなかったし。

そして、こちらも勝敗を分けた遠因とも言える柳沢と小野の交代。あの場面で小野を入れるという事はしっかり繋いで時間をかけて攻撃をしかけるという事が出来ていなければならなかった。中盤を厚くして守備ブロックを作るのであれば別な選手の方がよかっただろう。それとも、フレッシュな選手を前線に入れて相手にプレッシャーをかける手もあった。玉田か大黒でもよかっただろう。巻でもよかったかもしれない。
この辺の采配面はかなり突付かれる事だろう。

とは言え、直接的な敗因を探すのは難しい。試合終了後に岡ちゃんが言ってたように、「このままいけそう」と思った矢先の失点で同点に追いつかれて、そのままずるずる失点してしまった。
なぜか、これまでうまくいってたのにあの逆転ゴールの場面はうまくブロックにいけてなかったのは、やはり動揺があったからか!?

まぁ、勝てる試合だった事は間違いないし、オーストリア相手に全然苦にしてなかった訳で、そういう意味では心配はない。むしろ、ブラジルに負けるという前提ならばクロアチアの方がやりやすいくらいだろう。たぶん、負け方の問題があって、後に響きそうな負け方。これ、かなり堪える負け方だと思う。勝って当たり前の流れの試合を負けたのもそうだし、ショックを引きずる負け方。
一言で言えば、次に切り替えてやるしかないんだけれど、こればっかりは選手次第だから・・・。

これまでのジーコのシュチュエーションからすると負け試合の後はいじってくる事が多いがさてどうするかなぁ。4バックにするにしても今日の出来からして小野は使えない。小笠原を入れてくるくらいしか手はないが。後は、柳沢がケガから復帰する直前まで入れていた玉田を頭から使ってくるとかかな。