日産スタジアムに、日本代表アジアカップ2007予選のインド戦を観戦しにいきました。
久しぶりの代表戦生観戦です。

[結果]

それにしても、代表戦だというのに、客入りが悪い。(最終的に3万8千人ほどの入り)。平日の夜で、新横開催で相手がこの相手だとこうなってしまうのか。
全般的な客層をみると、ゴール裏のコアサポを除くと観戦初心者っぽい人が多い。まぁ、代表戦あたりがサッカー観戦の入門にはちょうどよいのかもしれないが。
ここのところの傾向をみると、長らくサッカー好きな人は既にどこかしらのクラブを応援する立場になって、代表戦は生観戦しない人が増えている気がします。代表戦特有の緊張感もないし。
この試合も親善試合ではなく、公式戦ですが相手が弱小チームのインドって事もあり、緊張感はまるでなし。

さて、試合の方。
前半は、ダメダメでした。インドがよかったとか、引いて守っていたからという以前にパスミスが多すぎです。
全体の運動量と動きの質が悪すぎる。これでは、パスの出しどころなく手詰まりになりがち。無理なところを狙うからおのずとパスミスが増える。これでは、リズムに乗れるはずもないです。
特に、加地がなぁ。オシムなら早々に交代してたかも。
前線の巻と、久保の動き出しはそれほど悪くなかったが。パスの出してが見るのが遅い。タイミングがずれてるからFWにボールが収まらない。

日本代表の調子がいいかどうかの指標はパスが繋がるかどうかです。パス回しができていれば攻撃にリズムが生まれて、これぞ代表というゲームになるのですが、この試合では皆無でした。
はっきりって、この代表ならうちの(この場合の"うち"はジェフ千葉)の方が強いなぁと思った。前からプレッシャーかけて動き回って、パスで崩していけば問題なく勝てそう。
とはいえ、なんとか小野がジーコが監督になってからの記念の100ゴール目を決めて面目を保つ。

後半、1点リードで余裕ができたせいもあり、少し回復。とはいえ、全体的には低調だったが。
長谷部のシュートが巻に当たり、コースが変わってゴール。一応、巻のゴールになった。おいしいゴール。

さらに10分後にはCKから福西が決めて3-0。これで、勝負が着いたと思ったのか、遠藤と茂庭を投入。
さらに、巻を引っ込めて(なんで?)寿人投入。

この直後、久保がワンツーからキーパーの上をふわりと浮かせたゴールで4-0。さらに、寿人が待望の代表初ゴール。GKの狭い側を抜くすばらしいシュートであった。
新横なんで帰りが大変なんで、ロスタイムに入る前に席を立ち帰路につきました。
どうやら、久保がロスタイムにもう1点追加していたようです。

日曜日の日中のちばぎんカップより寒くなくてよかったです。

[追記]
スポーツ新聞系のサイトでは、大勝にスポットが当てられていたが、コラム記事では各氏厳しい評価が伺えます。

「湯浅健二のサッカーホームページ」：この試合のメインテーマは、何てったって長谷部誠でしょう
「J's GOAL 」：【 AFC アジアカップ2007 予選大会　日本代表vsインド代表レポート 】前半は格下インドに大苦戦。6－0の大勝も組み立てに課題残る。長谷部、久保らは明るい材料示す
「スポーツナビi」：背番号３０番台の挑戦

いづれも長谷部は褒めていたようだ。ジーコ監督自身も言っていたように前半は、トップめがけてロングボールが多すぎたように思う。

 ←押すと一票入ります。